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平成の虚無僧一路の日記

9孔=急孔?尺八 

2012年09月19日 外部ブログ記事
テーマ:テーマ無し



ネプチューン海山氏はジョークがうまい。だってニュー
ジョーク人だもん。
彼に初めて会って、食事をした時、「ご飯食べれますか?」と
聞いたら、「ハイ、ベイコクジン(米国人)ですから」とやられた。

ネプチューン海山氏にレッスンを受けた時。「私の尺八は
9孔です」と言ったら、すかさず「Oh! キュウコウ?早くて
いいね」。一瞬ポカ〜ンとしている私を見て「エクスプレス
(急行)ね」とニコッ。その笑顔がまた人なつこい。

「9孔=急行」にひっかけて、「細かいフレーズも早く
吹けていいね」と言う意味だった。彼はドレミファの
8孔尺八も、フルートに尺八の歌口を付けた「フル八」も
吹く。私の9孔尺八もカンタンに吹きこなした。

「オォ、ベンリ デスネェ」と言いながら、私が求めた
サインには「Five is enagh!」(5孔で十分) だった。

彼の作曲した『東京ペース』は、「東京の人の歩きは速い、
東京は なにもかもがスピードィ」の意味を込めたもので、
ものすごく早い指使いが要求される。彼と一緒に吹いたが、
9孔(急行)では追いつけなかった。ロツレチハの5音階で
メリカリが無いのだから、9孔の小穴はかえって邪魔に
なったという次第。

9月9日の能楽堂公演では、9孔尺八でなければ吹けない
ような難曲を2曲吹いた。中島ハル作曲の『飛燕草に寄せて』と
私の作曲した?『月奏』(もうメチャクチャな曲)。
フルートのようなテクニックが要求されるから、5孔では
吹けない。それでは結局 広まることはない。それも淋しい。

打ち上げで、来賓の安達さんが「吸江(9孔)流と言ったって、
宗家以外は誰も9孔を使ってないじゃんか」と突っ込まれた。
そういえば、堀井小二朗師の門下でも9孔を吹くのは私一人。
他は5孔や せいぜい7孔。なんでだろ〜なんでだろう。

芸名を「劇団ひとり」に真似て「九孔一人」にするべい。

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