紙食い虫

時代とその時の自分自身の興味とのマッチングの遍歴 

2012年08月13日 ナビトモブログ記事
テーマ:テーマ無し

 本屋さんの店先を覗く楽しみの一つに、その時期に注目されているテーマを雑誌の特集題目から知ることがある。その題目を見て、自分の好奇心や興味が引かれたものを買ってくる。すぐに読む訳ではなく、その時期の自分の有り様を示す記念碑として保存しておく。だから、惹かれ方が強い場合は、同じ雑誌を日を変えてまた買うこともある。それは、そういう強い意識があったことを示している。
 以下に、いくつかの雑誌の発行年月と特集題目を列記して、その時期の注目点と意識の有り様を示すデータとする。
 望星:発行が東海教育研究所、発売が東海大学出版会
    の100ページ前後の総合雑誌
 もし、読んでみたいと思われる方はお知らせいただければ、送料負担でお譲りいたします。


1997年12月もう「家族」では癒せない!?
         ・・・変容する「家族」の明日を考える
1999年6月 「ボランティア」という生き方もある!
           河上亮一:「学校崩壊」の現場から
     7月 「自然の宝」を知る旅へ!
        新藤兼人:老人への先入観を捨てよ!
    11月 時代は再び「戦前」なのか!?
        色川大吉:諦観ただよう時代に「市民
             の力」の可能性を問う
2000年1月 「明日の日本」どっちを選ぶ?
        青木 保:日本が「アジアの孤児」と
             ならないためには?
     2月 人生、何を捨てられますか?
        黒田杏子:「捨てること」で得る豊か
              な人生とは?
     5月 やり直しの「父親学」
       保阪正康:「昭和史」に学んで明日へ!
     6月 変種日本人?「30代」の研究
        西丸震哉:いよいよ現実化する
             「四十一歳寿命説」!
    10月 なぜ誰もが「書く」時代なのか?
        別役 実:犯罪の「時代性」から
              読みとるべきこと
    11月 専業主婦は「社会のお荷物」か!?
        小浜逸郎:人倫が壊れたいま考える
              べきことは何か?
2001年1月 21世紀は大丈夫?青少年の「心」の迷走
           鳥越俊太郎:テレビの「報道」にできることは
                 もっとある!
     2月 環境問題は30代に任せろ! 
       林えいだい:日本人の「戦後処理」は
            本当にこれでいいのか!?
     4月 「少年問題」を親はどうする!?
           船戸与一:世界の現実に挑む作家の
               「想像力」     
     5月 「IT」は人を幸福にする革命か!?
        山根基世:「市井の神々」の肉声を
              伝えたい
     6月 フリーター急増で、社会が変わる!?
        吉岡 忍:「憂鬱な世界」の先端に
              いる日本!
    10月 日本はどこへ行くのか?    
        西本正明:なぜ近・現代史の裏面を
              描くのか
2002年1月 イスラームと、どうつきあうか?
       恵谷 治:激動する世界の「現場」から
     6月 「ゆとり教育」がもたらす吉凶
        苅谷剛彦:「教育」がどう「階層
             社会」をつくり出すのか?
     7月 「マスコミ規制」で泣くのは誰か!?
        筑紫哲也:メディア規制法が意味する
           この国の「危険な流れ」 
    12月 団塊の世代よ目を覚ませ!
        上田紀行:団塊世代は高齢社会で
            「生き方」の水先案内人に!
2003年2月 「江戸」に未来を学ぶ・・
        私たちが捨ててきた“豊かな”暮らし
     4月 「健康」という時代病 
         山崎晃資・秋山仁ほか:
           「私立高校生」の損得
     6月 「川」のある暮らし
        崔 智英:脱北する北朝鮮の女性たち
     8月 逝き際の輝きーこの人たちの生と死―
         檀 一雄、佐藤 健、松井やより、
         安原 顕、山尾三省
    10月 「心」のために歩く
       山折哲雄:「歩くこと」と「思うこと」
    11月 昭和30年代という「理想郷」
       立松和平:「私たちが失っては
              いけなかったもの」
    12月 「怒り」の効用、
           大人たちよ、正しく怒れ!
       なだいなだ:「弱者の怒りが作らせた
                “老人党”」

2004年5月 小さな言葉の大きな力―
    大事な人へ、「言葉」に“想い”を託したい!
    10月 月のリズムと暮らす・・
             「旧暦」を心の潤いに・・・・
    12月 藤沢周平に学ぶ「人間の成熟」
   ・・・・「大人」になれずに年老いていく時代に・・・・
2005年3月 「火」が恋しい!・・・
           明かりと温もりの原点を求めて
     4月 「小さなぜいたく」見つけた・・・
           心の糧と潤いを求めて
     6月 藤沢周平に学ぶ「人生の諦観」
    ・・・・「深いまなざし」がもたらす境地とは・・・・
2006年1月 「他人の日記」で知る自分



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