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平成の虚無僧一路の日記

私の尺八遍歴 10 「北陸の旅」 

2012年07月10日 外部ブログ記事
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さて、東福寺・善慧院で一泊させていただいて、
いよいよ虚無僧修行の旅。まずは宇治へ向かいました。
ここには、京都明暗寺の開祖「虚竹禅師の墓」と
いわれる場所があります。
宇治は「平等院」「黄檗山万福寺」「宇治橋」と
観るところはたくさんです。

そして大阪へ。「大阪はゴロつきの虚無僧がいる
から気をつけよ」と「富森」師から忠告を受けて
いました。

盛り場を流して、民謡などを吹き、酔客から法外な
金をせびりとるので、大阪では「虚無僧」は嫌われ者
だそうです。虚無僧の格好をしていると、同業者で
“縄張り荒らし”と、着ぐるみいっさい剥ぎとられる
というのです。

その言葉通り、梅田の駅で、貧相な形(なり)の虚無僧を
見かけ、思わず柱の陰に身を隠しました。この
虚無僧の旅で、一番怖い思いをしたのがこの時、
同業の「虚無僧が一番恐かった」とは皮肉なものです。

さて、大阪から来たへ、小浜、敦賀、鯖江、武生、
そして高岡、富山、新潟へと旅が続きます。

北陸道の人たちは、信仰深く、親切な方ばかりでした。
道を歩いていると、「虚無僧さん、ウチにも来て
ください」と呼び止められ、喜捨いただく。夕方に
なれば、泊めてもくださる。

ほんとうに「坊主と乞食は3日やったら止められない」の
ウキウキ、ルンルンの旅でした。

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