メニュー

最新の記事

一覧を見る>>

テーマ

カレンダー

月別

尺八と横笛吹きの独り言

東祖谷の粉ひき唄 

2012年06月30日 外部ブログ記事
テーマ:テーマ無し

●「東祖谷の粉ひき唄」徳島県
歌詞を小節に収めてみました。唄を覚えるのはこの紙を見ながら手を打ちながら覚えるといい。今度の練習会で会のみなさん(20名ほど)にこの用紙を配布して唄の指導する予定です。生意気ですね)
哀愁に満ちた曲で、一度聞きますと唄いたくなる曲です

唄う方は尺八譜は不要ですので尺八譜は記入してありません。
これは2拍子曲。一二(いちに)一二(いちに)と数えて一で手を打って覚える。
歌詞に「・」が打ってあるのはここで意識して手を打つ。その返しで唄をつなげる。
前奏は1.2.3.4。間奏はA.B.C.Dとなる。歌詞は三番まで書いてある。
たしか音源はNHKから採った「おもだか秋子」さんでなかったかしら?
唄い方や歌詞の読み方は歌手により違うところもありそうだ。
●むずかしいところは
一番の「・かわ いー」「・我が 子ー」
二番の「・かどにー」「・立つ とー」
三番の「・あいもー」「・かわ らー」
ここの弱起(ジャッキ)の部分、つまり一拍目以外の拍から始まる部分。「・」の部分では唄ってはいけない。手を打つ返しで唄うところが拍子がとりにくい。
●廻え(ま)・廻(もえ)て・終え(しま)・小島峠(おしまとうげ)・菅生(すげおい)などの読み方も注意。
●菅生(すげおい)とは菅笠(すげかさ)のことかなあ?そうではなく徳島の地名でした。菅生という地名です。
●「立てなよ・・・・」この「よー」で4拍伸ばし、このつぎが「・かわ いー」と弱起に入るのがむずかしい。
●三番「徳島よ・・・・」と唄うのでなく「徳島よの」と「よ」をつけるところが地方色がある。
●東祖谷の粉ひき唄
fueブログ http://blogs.yahoo.co.jp/shakuhachi_fue/49228068.html
●嫁が、嫁が・・・・と・・・言って、嫁の悪口を言うでないよ・・・・
嫁の衆はなあ・・・・引き立ててやらなけれいけないよ・・・・
可愛い我が娘も、他の人の嫁になるんですからな・・・・
●臼よ早よ回(ま)え 早よ回(も)うてしまえ
そとにゃ殿御(とのご)が 待ちござる
 恋にときめく山深い里の乙女。あの人が待ってる、すぐにでも会いたい。
臼よ早く、仕事を終わらせておくれ…臼にも祈りたい思い。
宵闇(よいやみ)の里の切ない逢瀬(おうせ)を想像します。
恋する乙女の哀切の歌に、暮らしの苦難さえしのばれるのです。
http://www.actiz.jp/kiji/children_song/detail.html/?pref_id=36&seq_no=1

 
●祖谷の「かずら橋」
その昔、村に入るのに山越えの峠道しかなかったというのは、全くその通りだったのでしょう。秘境だからこそ祖谷は平家の隠れ里になり得た。源平の戦いも終盤の瀬戸内・屋島の陣。敗走の一族は、立ちはだかる讃岐山脈を越えて吉野川、さらに山深いこの地にどのように落ちのびたのでしょう。
 山峡の地にたどりつき、山腹を拓いて畑地としました。米の採れない山里。あわ、ひえ、そばなど雑穀を主食としての自給自足。
粉をひくことは命をつなぐ作業でした。
そして、それは主に女たちの夜なべの仕事だったのです。
単調で、力のいる仕事のつらさをまぎらわすために物語を作り、節を付けて歌ったのでしょう。
かずら橋写真は下記から借用させて頂きました。
http://sagamutu.web.fc2.com/minyou/iyanokohiki.html

●祖谷の粉ひき唄
哀愁がただよい、唄うほどに涙ぐむ唄。阿波踊りの間奏曲にも取り入れている(広島のこころちゃん)
この唄は、日本三大秘境のーつ、徳島県西祖谷山(三好郡西祖谷山村)の山村で、大豆・黍(きび)・蕎(そば)・麦などの穀類を、石臼で粉に挽(ひ)くときうたわれてきたものである。もとは「粉挽き唄」ではなく、当時の流行唄であったらしいが、江戸時代末期に西祖谷山村の松爺、俗に“粉挽き松”と呼ばれた人がその流行唄に返しをつけて今日の「祖谷の粉ひき唄」に作りあげたといわれている。粉を挽く際、臼を廻す芯棒を握る人が音頭を取り、押し手役が返しの部分を受けもって掛合で唄い始めたのが、たちまち西祖谷山村地区に広まった。しかし山村であることから各地に伝わることはなかった。昭和34年民謡研究家の服部龍太郎この地を訪れた時にこの改良節を聞き、この唄を歌手の島倉千代子にうたわせたところ秘境哀歌のような感じで日本中に広まった。
この祖谷粉挽き唄と並びここで紹介した東祖谷の粉ひき唄も大変愛好者が多い。
以上「日本の民謡 秋田・みんよう企画」から抜粋させて頂きました。

 
●石臼
石臼で挽くと、食物に石の粉が入らないかと質問する人があります。実際には、良い臼なら石粉の混入はきわめて少ないものです。それは臼面に穀物が入ると、上臼は少し浮き気味になり、穀物が潤滑剤になって石同士は直接接触しない状態で粉砕が行なわれるためで、長い期間に穀物との摩擦によって、きわめて細かい石粉がわずか生成するにすぎません。それに人間と石臼とのかかわり合いは、石器時代以来のことで、石の道具で食物を調製してきました。石臼の石材は花こう岩、安山岩、砂岩、溶結凝灰岩などですが、これも石器時代以来のつき合いです。野菜の土や、土ぼこりなどから入る石の粉と変るところがありません。むしろ、鉄の粉砕機から入る活性の金属粉の方が粒子ははるかにこまかく問題でしょう。それに医薬品には、錠剤の増量剤として石の粉に近いものがたくさん使われています。http://bigai.world.coocan.jp/msand/powder/susum.html
粉挽きの石臼
http://www.iyajiman.com/html/t_1.html

>>元の記事・続きはこちら(外部のサイトに移動します)





この記事はナビトモではコメントを受け付けておりません

PR





掲載されている画像

    もっと見る

上部へ