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小春日和♪ときどき信州

本・沼田まほかる 「ユリゴコロ」  

2012年06月20日 外部ブログ記事
テーマ:テーマ無し



                      読書備忘録 

          

 内容(「BOOK」データベースより)
暗黒の欲望にとり憑かれ、さまよう魂。運命は、たったひとつの愛と出会わせた。沼田まほかるの小説は、身も心もからめとる―。おそるべき筆力で描ききった衝撃の恋愛ミステリー。

 入り込みは読むのに時間がかかった。なかなか引き込まれないけれど、引き下がれない・・・なんて読んでいたら途中からぐぐいとひきずれられた。

一人で暮らすお父さんが、朝のトーストにバターではなくジャムに替えたのだけれど、息子達が押しかけて行くまでの三日間、ジャムの蓋が開けられず何も塗らないトーストを食べていた。
病人扱いするなと言う十分病人の父親が開けられないジャムの蓋を、弟が力もかけずに緩めた時、その弟は堪えきれずに泣き出した・・・すごくわかる。

お母さんはダムで・・・だったのでは・・・
全てがわかって、読み始めのどんより、やぁな感じ。が、感動した。に変わった。

こりゃ大変な本を読んでしまった。
いろんな人生があって当たり前だけれど、このお母さんは・・・と思ったわけで。
細谷さんの仕業だとは思ったけれど、まさか細谷さんが・・・ずっと見守っていたのね。

二つの物語がひとつになる・・・最後は うん、そっか。で、終わった。

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