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畑仕事 

2012年06月03日 外部ブログ記事
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キャンプ場で働いていると、いろいろな仕事が経験できる。ここまでに何種類の職種を経験したことか。その仕事はキャンプ場内とは限らない。先日は3名の女性スタッフのお手伝いで、ブルーベリーと、もう1種類は名前を思い出せないが実のなる木を移植する仕事を命じられた。
キャンプ場内に植えてあったものを、 長野原町 大桑にあるキャンプ場の畑へ移植するため、私は軽トラックを運転して運搬を手伝ったが、いつも言っているように、このあたりはどこへ行っても素晴らしい景色と出会える。キャンプ場の畑がある場所も例外ではなく、隣は大きなキャベツ畑ですでにだいぶ成長したキャベツが整然と植えられている。霞がかってうっすらと見える山の稜線まで建築物はなく、まるで映画の中の一画面のようだ。そして、あぜ道の右下には二枚の小さな水田があり緑色の稲の苗が風に揺れていた。
 
作業は、穴を掘り、ピートモスという土壌改良材を黒い土と混ぜて、植えたブルーベリーの回りに埋め戻す。広々とした畑の近くには障害物はなく、これなら一日中日が当たることだろう。
担当の女性は、植え替えたブルーベリーの後方には、すでにトウモロコシやカボチャの種まきが済んでいると話す。秋のイベントに使うカボチャはキャンプ場で育てた物を使う。まさにルオム的考えであるが、スタッフの何人かがその仕事に携われるということも貴重な経験となり、イベントにも大きな効果をもたらすに違いない。
 
帰路、女性スタッフの道案内で通ったことのない道を走り、その道が過去に来たことのある場所に出ると、ここに通じる道だったのかと、新しい発見に心が躍る。
その日は、キャンプ場に帰ってからも、キャンプ場にある小さなハーブ畑の草取りと鋤作業を手伝った。このような土とふれあう仕事をすると、何故かふっと安心できるような気分になるが、これは日本人が持つ独特の気質からくるものかも知れない。その日は、ゴロゴロと雷の音が聞こえたが、大きな雨は降らず、時折日が照ることもあった。自然の空気の中で土の匂いをかぎながら、ケーンケーンとキジの鳴く声を聞く。なんという心休まるひとときだろう。
ハーブ畑を一緒に耕した女性スタッフは、東京育ちだが嬬恋に来てよかったと、私と同じ思いを語っていた。そして、その柔らかな微笑みがとても幸せそうに見えた。
 
 

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