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平成の虚無僧一路の日記

「玄侑宗久」師のちょっといい話 

2012年05月22日 外部ブログ記事
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2001年『中陰の花』で芥川賞を受賞した「玄侑宗久」師。
慶応卒で 福島県三春町の臨済宗妙心寺派福聚寺の住職
という肩書きが、私には 親近感を抱かせます。

その「玄侑宗久」師が 5/19の中日新聞に書いています。

「左手の指がしびれ、整体や鍼、整形外科にも診て
もらったが治らず、治療で かえって左腕が全く動かなく
なってしまった。そんな時、知人の紹介で 伊達町の
鍼灸師を訪ね、診てもらった。全盲の人で、背中全体を
触診し終えると、悪いところをズバリと指摘され、
鍼を打ってくれた。その2日後、「辻井伸行」さんの
ピアノ・コンサートに行った。辻井さんも全盲。

「辻井伸行」さんは「被災地のために何ができるか、
いろいろ考えましたが、結局 僕には これしか
できないんだと気付いたのです」と、岩手、宮城、
福島から秋田まで廻り「被災地応援コンサート」を
行った。それは謙虚でありながら、自信に満ちた
言葉に聞こえた。

鍼灸師とピアニスト、二人共全盲。目が見えないと
いう不自由ゆえに、指先の触覚を深めていき、
道を究め得たのであろう。その翌日、指の痛みは
ウソのように消えた」と。

不自由ゆえに、常人のなし得ないことができるように
なったと云うのです。五体満足で「常人」の域を
脱け出れない私。耳が痛いでござります。



「尺八と一休語りの虚無僧一路」のホームページも見てください

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