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平成の虚無僧一路の日記

「中村(萬屋)錦之助」対「市川新之助(海老蔵)」 

2012年05月14日 外部ブログ記事
テーマ:テーマ無し



中村(萬屋)錦之介が演じた『宮本武蔵』という映画で、
武蔵が、蝿を箸(はし)で捕まえるシーンがありました。

捕まえようと追っかけまわすのではなく、無表情で、
“無”の心になって食事をしていて、蝿が近づいて
くると 素早く捕捉する。まるで無表情なカメレオンの
ようです。

さすが錦之介の演技。一乗寺下り松で吉岡一門と
対決する時、武蔵は先に行って 木の上に隠れて
いるのですが、この時も「殺気」がみなぎって
いれば、相手に気取られてしまいます。

己れの存在を無にする。それは「子連れ狼」でも
そうでした。萬屋錦之介は 無表情で「殺気」を
無にして 敵の中に分け行っていくというシーンが
随所にありました。

これがNHKの『宮本武蔵』では、市川新之助
は、闘志満々、敵意剥き出し、これでは相手に
悟られてしまいます。まだまだ若い新之助でした。

「市川海老蔵」を襲名した「新之助」さん。
数々の失敗で叩かれて、少しは大人になれた
でしょうか。「私心を無にする」ことも大切です。

虚無僧も「己を無にする」修行なのです。


「尺八と一休語りの虚無僧一路」のホームページも見てください

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