メニュー

最新の記事

一覧を見る>>

テーマ

カレンダー

月別

平成の虚無僧一路の日記

自殺願望で選んだ「虚無僧」の道 

2012年05月08日 外部ブログ記事
テーマ:テーマ無し



私が高校2年の時、同い年の知人が17歳で自殺した。
高校進学ができなかったため、将来を悲観してだ。
私は、少なからず影響を受けた。「自殺」は「自殺」を
呼ぶものだ。
私は「慶応高校」という恵まれた環境にいながらも、
親が期待する医学部や工学部に進学する能力は全くなく、
私も将来が絶望的だった。それで、親への反発も
あって文学部に進んだものの、文学部では就職の
見込みはなく、心の中は闇。

それで大学2年の時、親から預かった授業料9万円で
虚無僧道具一式を買って、虚無僧の旅に出た。のたれ
死にするつもりだったのだが、行く先々で多くの方に
世話になり、餓死することもできず生きてしまった。
「人の情け、社会の恩」を人一倍感じた。またそういう
時代だったことも幸いしたかも。

(現代は「人の情け」も希薄になったか)。

さてさて、学園紛争で1年留年したことが“幸い”し、
S46年は「青田刈り」で、文学部でも拾ってもら
えたのだ。1年先に卒業した連中は、就職難で、私
より条件の悪い会社に就職せざるを得なかったのだ。

文学部でも保険会社に就職できた私は、経済学部や
法学部、工学部など優秀な連中よりも給料が良かった。

そして保険会社でさんざん好き放題やってきたら、
50歳の時、会社倒産でリストラ退職、退職金も家も
全部 妻にあげて離婚、帰る家なし。収入ゼロ。

ほんとに路頭に迷い、これまた餓死するつもりで
虚無僧になったのだが、あれから18年、まだ
生きている。

「人生万事塞翁が馬」。苦あれば楽あり。そう悟って、
財産もプライドも捨てきれば、ルンルンに生きられる
のだ。

てなことを「講演」して、食べてます。チョンチョン。


「尺八と一休語りの虚無僧一路」のホームページも見てください

>>元の記事・続きはこちら(外部のサイトに移動します)





この記事はナビトモではコメントを受け付けておりません

PR







掲載されている画像

    もっと見る

上部へ