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平成の虚無僧一路の日記

お人好しな尺八家 

2012年04月06日 外部ブログ記事
テーマ:テーマ無し



尺八家はお人好しが多い。「尺八を習いたい」と
来られれば、つい「ホイホイ」大歓迎してしまう。

私の叔父もそうだった。しょっちゅう 見ず知らずの
人を家に連れてきては、晩酌までご馳走したあげく、
家に泊めたりで、奥さんは尺八に“恨みつらみ”が
いっばい。

私も「尺八を習いたいが、続けるかどうか わから
ないので、尺八を貸してもらえないか」と言われると、
ついつい「いいですよ」と貸してしまう。

すると、何回か来て来なくなる。尺八数本が 行くへ
不明になっている。

今は「貸出用」に 5,000円ほどの「エスロン尺八」を
用意しているが、「エスロン尺八」を借りていって
続いた人はいない。やはり、最初から竹のホンモノの
尺八で練習した人は長続きする。


これは 昔 私の師匠が被害に遭った話。

「尺八を習いたい」とやってきて、「実は 私は
呉服屋で、先生にふさわしい着物の生地があるので、
これをご縁に、ぜひ仕立てさせてください」という。

「せっかくだから、それでは」と 話に乗ると、
「生地は差し上げますので、仕立て代だけでも負担して
いただけませんか」と。そこで仕立て代4万円を渡したら、
次週から稽古に来ない。

着物は一向に出来てこない。入門時に書いてもらった
電話番号に掛けたら、全然別の人が出る。そこで
「はて ヤラレタか?」と気づいたという。


M師も、稽古場が玄関すぐの部屋で、席をはずして
いる隙に、尺八を何本か盗まれたという。「尺八を
習いたい」と言って来られると、信じて疑わない
ものだ。ご用心、ご用心。


「尺八と一休語りの虚無僧一路」のホームページも見てください。

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