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平成の虚無僧一路の日記

広告代理店 

2012年04月06日 外部ブログ記事
テーマ:テーマ無し



千代田生命広報部に勤務していた時、新聞・雑誌の広告や
テレビ CMの仕事もしていた。広告代理店はテレビCMの
枠を持っていて、売り込みにくる。

「○○という番組で、TV局はどこどこ、放映エリアは関東、
と関西。何月何日 30秒枠、200万でどうか」と。これが
定価があってないようなもの。広告がとれないということは、
絶対に許されないから、最後は「5万でいいですから」と
泣き付いてきたこともあった。

さて、ここでいつも疑問に思っていた。「一つの枠を複数の
営業マンが複数の会社から同時に契約してきた場合、どう
なるのだろう」と。

そしたら、「契約をしながら、実は放映されていなかった」と
いう疑惑がゾロゾロ、露見したことがあった。数多くCMを
打っている企業はイチイチ放映されたかチェックしていない。
そこで、放映されたことにして、お金だけはいただく。

大手代理店でも平気でやっていたのだ。これって“詐欺”
だよね。業界の暗黙の馴れ合いだった。

昨年は「東日本大震災」で一斉にCMがストップした。
予定していたものが放映されないというのは、賠償は発生
しないのか。契約書など無い取引だった。

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