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たかが一人、されど一人

分からない上に思い込み 

2012年03月09日 外部ブログ記事
テーマ:テーマ無し

昨日のブログの続きになってしまう。原子力発電の仕組みや放射能については、考えれば考えるほど訳が分からなくなっていく。理科に弱いので当たり前と言えば当たり前だが、十分理解できている人はどこにどのくらいいるのだろう?特にジャーナリストに聞いてみたい。「あなた方は、事故発生以来政府が嘘を言い続けたと言うが、自分たちでどの程度真相究明を追求し、嘘と真相の差をきちんと公表したことがありますか?」読者や視聴者である一般市民の不安が払しょくされないのは、東電や政府関係者だけでなくマスコミにも大きな責任がある筈だ。実は今週、今までしてきた仕事を引き継ぐためのマニュアル作りをして気が付いたことがある。自分が分かっているごく初歩的、基本的な事をマニュアルから省いてはいけない。相手は大人だし当然分かっているかもしれない。しかしもしそうでなかったら、その後の解説がほとんど無意味になりかねない。年金見直し論議でも似たような現象があるように思うが、今論議の対象となり、連日報道で取り上げられる諸問題について考えると、議論対象のスタート地点が不明確である事が多すぎるのではなかろうか。メディアは全ての事を理解したうえで、余り利口でない視聴者、読者に丁寧に解説するかの如く振舞うが、果たして自身が基本のところをどこまで理解できているのだろう?誰かが次のように言っていた。「原子力発電所の事について原子力科学者に聞いても分かる筈がない。それを作った技術者に聞いて初めて分かる事だ。福島第1を作ったのはアメリカのGE社、ここは数年前に福島第1が欠陥発電所である事を自ら認め、しかも日本側下請け東芝や日立かなはそれに対する免責を受け入れてしまっている。」後半は兎も角、科学者でさえ十分理解できない事を図式など持ち出してさも尤もらしく解説していたジャーナリスト達は因果な商売だ。専門家とされる人にも未だに分からない事が多すぎるくらいあるのが実態だろう。笑われてしまうかもしれないが「ベント」についてつい先日まで、発電所の煙突みたいところから空気を逃がすことだと思っていた。どうもそうではなくて、発電機の中の蒸気を建屋の中に開放するだけなので水蒸気爆発が起きたのだそうだ。とすると、蒸気が外に出ないのに、何故発電所周辺の放射線量がいきなり高くなるのか?未だに分からない。馬鹿ですねぇ。冷温停止にしてもそうだが、ジャーナリストは自ら発信する日本語についてはもっと責任を持ってほしいものだ。分からなければ書かなきゃいい、「政府が訳の分からんこと何か言っていました。」と書いたら拍手喝さいしてあげる。ところで、原子力安全委員会の斑目会長さんて、菅総理が杖とも柱とも頼りにされていましたが、原子力の専門家と思っていました。ある人から「彼は機械がご専門で、原子力なんか何も分かっていない」と聞かされびっくりしてしまいました。慌てて調べると班目 春樹 (専門:流体・熱工学) 1972.3. 東京大学大学院工学系研究科修士課程修了 とあります。思い込みて恐ろしいですね。

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