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平成の虚無僧一路の日記

『仙石騒動始末・風聞』 

2012年02月28日 外部ブログ記事
テーマ:テーマ無し



ネットで『おちょろ女と虚無僧』と一緒に入手したのが
仙石騒動について書かれた小説『風聞』。著者は「丹波
元(はじめ)」氏。放送作家だそうだ。

「仙石騒動」というと、我々虚無僧愛好者は、手前味噌で
「虚無僧・友鵞(ゆうが)=神谷転(うたた)」を中心に
論じてしまうが、この小説は「家老の仙石左京と 仙石造酒」
との対立を克明に描いている。「神谷転」のことは、わずか
10数ページほどだが、実によく、「虚無僧」の実態を知り尽く
している。

「普化宗は、その宗旨と存在が特殊であるため、宗教界に
於ける力が弱く、単なる浪人の駆け込み寺的に思われがち
だった。そこで一月寺の役僧「愛璿(あいせん)」は、友鵞
(=神谷転)の一件を利用して、日頃縁の無い寺社奉行との
接触を強め、普化宗の存在を世に認めさせようとした」

「出石藩」の揉め事が大きくなればなるほど、普化宗の
存在が世間に知られる」と。

虚無僧愛好者の中には、「虚無僧は『家康公のお墨付』を
得て天下御免の・・・」などと信じて高言している人が多いが、
実態は「丹波」氏が書かれている通りだと思う。

「愛璿」の思惑は成功したかにみえるが、この後、「普化宗
とは何ぞや」の詮議が始まり、『家康公のお墨付』も偽書と
断定され、虚無僧は弾圧されるようになるのである。
「やぶへび」だったのだ。

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