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たかが一人、されど一人

屋上屋 

2012年02月21日 外部ブログ記事
テーマ:テーマ無し

今日の昼間は久しぶりに陽射しが暖かだった。夜が明けるのも早くなってきているし、夕方も大分陽が伸びている。理由がしかとは分からぬが、何やら株価が上がってきているとも聞いている。何れも結構な話で、全国民に元気が行き渡って、東北地方も活性化してくれれば尚有難い。しかし、昨日公開された福島第一原発の映像を見る限り、こと原発災害だけは未だ容易ならざるものがあるようにしか思えない。政府発表は冷温停止と仰るが、未だ放射能が排出されている事は現場の責任者さえ認めている。どうすればあんな気休めにもならない言葉を使いたがるのだろうか?地元の人の怒りが分かりすぎるくらい分かる。更にひどいのは先日の国会の原発事故調査委員会に呼ばれた原子力安全委員会の班目春樹委員長と原子力安全・保安院の寺坂信昭前院長の2人の発言だ。斑目氏は当時は1週間くらい寝ていなかったので、どんな判断をしたか記憶にないとか、ストレステストで安全が確認できるものではないと他人事のような発言。寺坂氏は事務屋だから原子力発電に関する科学的な知見はそんなに持ち合わせていないと悪びれる風情なく仰る。ご当人は、本当の話をしてどこがいけない?とやや開き直っているのかもしれないが、聞いた被害者の気持ちは察するに余りある。官僚機構がわが身を防御するために構築している有識者の審議会や委員会なるものは全てこの伝で、高級を払って権威付けをしても、有識者には責任感がないのだから、いざと言う時に役に立たないばかりか、薬害エイズ事件の時なんかは害を及ぼすに至っている。何度も言われていることながら、霞が関の審議会や委員会が改まったとの話は聞いたことがない。これも大学の名誉教授、官僚の古狸、ジャーナリストのなれの果て等々、本来は終わっている人を官僚が再就職で釣って利用するもたれあいの構造にしか過ぎない。先日誰かが何処かで喋っていた「民主党が政権を握って唯一良かったことは、この国の問題点が次々に露呈した事かもしれない。」そうかもしれない。政府は至る所に存在する屋上屋が当たり前だが、国民にとっては無用であるばかりか、有害であると言いたいのだ。次は誰がバッターボックスに立つのか分からぬが、霞が関の審議会や委員会を思い切って廃止する方向を出してほしいと念願している。

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