フレイル予防シリーズvol.8 身近に潜む危険「つまづき」予防のコツと簡単エクササイズ
掲載日:2022年02月23日

フレイル予防シリーズvol.8 身近に潜む危険「つまづき」予防のコツと簡単エクササイズ

こんにちは!ナビトモ事務局です。
大好評の「フレイル予防」シリーズ第8弾です!

以前のコラムで、日々の暮らしの中で無理なくできる運動として、歩くことを紹介しました。
今回は歩く時につまずきにくくするための、エクササイズとコツをお伝えします。
つまずきや転倒は気をつけたいことですが、誰も完全に避けられることではありません。
リスクの軽減として、歩く時の工夫を身に着けていきましょう。

足の裏の感覚と足の指を意識

座るときも、立つときも、歩くときも、足の指から踵まで、しっかり足の裏全体で地面を意識してみてください。
歩く時は特に、足の裏全体が地についている状態で踏み出せると、つまずくリスクが減るだけでなく、筋力も血行もUPします。
足の裏の感覚と足の指を意識

簡単!毎日の足元エクササイズ

足をしっかり上げて歩いているつもりでも、物や地面につまづきそうになる経験、ありませんか?
思ったよりつま先やももが上がっていないのかもしれません。
コラム監修にご協力頂いている、藪下先生につま先を上げる感覚を鍛えるコツを伺ってみました。

【薮下先生】
つま先を上がりやすくするお勧めエクササイズは「青竹ふみ」です。100 円ショップで購入できるもので十分!
青竹の上で気持ちいい程度に足踏みをしましょう。青竹を踏むことで足裏の感覚が目を覚まししっかりと立つ・歩くができるようになります。血行も良くなるので、足首・膝・股関節といった関節も動かしやすくなりますよ。
お風呂に入る前など、時間を決めて毎日の習慣に!
(その他、YouTube でもお役立ちエクササイズをお伝えしてます!)
簡単!毎日の足元エクササイズ

歩く時は靴にも注目

しっかり足を上げても、サンダル・スリッパなど、踵の固定が出来ない履物は、滑ったりつまずいたりの原因になりやすいです。シューズは、踵を覆う形のもので、まんべんなく靴裏が地面に接地でき、滑りにくい加工がされているものを選ぶと良いでしょう。靴紐がついているタイプのものは、履くのが楽だからと靴紐を緩めすぎず、足にフィットするよう紐を調整してくださいね。ちょっとゴミ捨てに出るときなどでも、踵まで覆うタイプのシューズを選ぶと安心です。正しく靴が履けると、歩きやすく、運動効果もUPしますよ!

家の中でつまづきにくくする工夫として、片付けのコツをお伝えした<コラム>も参考にご覧ください。

足を動かすと血行もUPして、脳にもお肌にも元気効果が生まれます。無理なく、足の動きを意識してみてください!

文:コ村幸子
<プロフィール>
一般社団法人エムむすび 代表理事。作曲・サウンドクリエイター。
介護予防指導士/認知症介助士/地域音楽コーディネーター/整理収納アドバイザー

■一般社団法人エムむすび(https://m-musubi.or.jp/
エンタメ✕認知症予防を、オトナ世代へ楽しくお届けする非営利団体。
音楽の魅力で健康習慣を提案すると共に、認知症やフレイルについて理解者を増やし、シニア世代をサポートできる健康市民の創出をミッションに活動中!

監修:藪下典子
<プロフィール>
アップテンヘルスサポート代表
博士(体育科学)、健康運動指導士、産業カウンセラー、保育士
病院や自治体、福祉施設などで子どもから高齢者を対象に、病気や障害の有無問わず運動指導をおこなう。
YouTubeではシニア向けの運動動画を公開中。
ホームページ:https://upten.jp/
フェイスブック:https://www.facebook.com/upten.health.support
YouTube:https://www.youtube.com/channel/UCpWtz1NF1VFPTf2nEJ64JRg
歩く時は靴にも注目

スタッフのつぶやき

いかがでしたか?
私も「こんなところで?」と思うようなところで躓きそうになり、ヒヤッとした経験何回かあります。
コロナ渦で、外出が減り、歩くことが少なくなった方も多くいらっしゃるかと思います。
是非、簡単エクササイズで、躓かないからだ作り一緒にしませんか?

過去の記事はこちら

こちらナビトモ情報局




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