派遣の仕事が一段落し、東京・六本木で開かれた試写会に行きました。シニア・ナビで応募したものです。
この映画は、沖縄県の南大東島が舞台。南大東島には高校がありません。中学を卒業すると、子供たちは高校進学のために島を出て行きます。映画は、南大東島で暮らす少女の14歳の春から高校進学のために島を出て行く15歳の春まで1年間に起こる日常と、旅立ちを描いた実話に基づいたオリジナル作品です。
実存する少女民謡グループ「ボロジノ娘」は、中学卒業の春、大東島の民謡「アバヨーイ(さようなら)」を多くの人々の前で、家族への想いを込めて歌います。この曲は、村役場職員が「子供たちが島と親に感謝し、原点を忘れず、夢と希望を持って小さな島を旅立つ想い」を綴った曲。
卒業する「ボロジノ娘」が毎年歌うことで、島の春に欠かせない別れの曲になったそうです。
人口1200人余の小さな島でも、日本の縮図のようにさまざまな家庭問題が起こっていますが、そんな家族の心の葛藤と絆が見事に描かれています。
南大東島の美しい自然と島唄、島に生きる人々の姿が、心をキレイにしてくれました。
作品の詳細はHPをご覧下さい。
http://www.bitters.co.jp/shimauta/index.html
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