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楪のつれづれ
開放感
2024年04月14日
テーマ:テーマ無し
昨夜は自治会の総会だった。 これが終了すれば、晴れて役を解かれる。 もう、最後の仕事は終わっていたが、任期は総会までだ。 その総会に、旧役員は殆ど来ない。 新任役員と新組長が集まるのが常なのだが、...
「温もり」四
2024年04月14日
テーマ:現代小説2
明くる日、二人は朝湯を楽しんだ。 爽やかな目覚めだった。 湯の中で、大貫は手足を伸ばし、我が体を眺めた。 「まだまだ、俺も捨てたもんじゃない」 昨夜抱いた、芙由子の華奢な体を思い出すと、妙な気分に...
着物・懐かしい写真
2024年04月13日
テーマ:テーマ無し
私は昭和29年の夏に生まれた。 アルバムをめくると、結構普段着として着物を着ていた。 小学生になってからは、勿論洋服だったし、幼稚園にも1年通っていたから、それ以前の物だ。 写真1・・一歳半 ...
「温もり」三
2024年04月13日
テーマ:現代小説2
季節は廻り、木々の葉が錦に染まった。 近くの渓谷に紅葉狩りに出かける途中、大貫は、 「ダッシュボードに封筒があるのですが、ちょっと見てくれませんか」助手席に座った芙由子に声を掛けた。 「はい」 芙...
山のお寺の花々
2024年04月12日
テーマ:テーマ無し
昨日は、予定を変更して市内の一番奥の山のお寺に行くことにした。 車で15分足らずの場所だが、まるで旅行に行ったような長閑な山間の集落が現れる。 ここの住人達は「花の里」にしようと、杉を伐採した後には...