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平成の虚無僧一路の日記

阿字(あじ)・薩字(さじ) 

2012年01月04日 外部ブログ記事
テーマ:テーマ無し



虚無僧が吹いたとされる曲に『阿字観』という曲がある。
『阿字観』は、元は『サシ』で、宮川如山が変曲し命名
したもの」という。大正昭和期に作られた比較的 新しい
曲だ。

楽曲解説などでは、「『阿字観』とは、弘法大師空海が
伝えた真言密教の精神集中法の一種で、「あ」の梵字に
向かって ひたすら集中・瞑想するものである」などと
書かれている。

では「梵字」とは何か。本来はインドで創造された文字
だが、日本では、一字一字に仏教的な意味を込めて伝え
られるようになった。

たとえば、「あ」の梵字は、「すべての物事の大元。
スタート。あらゆる諸仏諸尊の代行となることができる」と。

「さ」の梵字は「変遷を意味し、聖観音の種字」。

というわけで、尺八の曲に『薩字、薩慈、些志、差之、
左司、サシ、ねりざし、新七ザシ』などなど「サシ」という
曲が多いが、すべて漢字は当て字で、梵字の「さ」を
意味していると考えられる。

勝手にいろんな漢字を当てるから、意味が判らなくなって
いるのだ。さすが「薩摩路」というのは まだ無い。

「アジサシ」と言えば、カモメに似た海鳥で、空中から
水中めがけて一気に突っ込み、魚の鯵(あじ)を刺して
捕らえるので「アジサシ」というのだそうだ。

尺八と関係ないか。

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