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男はつらいよ 寅次郎の休日 

2024年02月17日 ナビトモブログ記事
テーマ:コメディ

映画ファンの皆さん、おはようございます!

今日の映画紹介は『男はつらいよ 寅次郎の休日』。
BSテレ東で2024年2月17日(土) 18時30分〜放送。

★満男が初恋の相手と駆け落ちか!?
「男はつらいよ」シリーズ第43作目(1990年/平成2年)。

キャッチコピーは
”若い二人のかけおちに おじさん いよいよ登場!”。

寅さんも歳には勝てず、マドンナ相手に、
うつつを抜かす年でもないので物語は、
満男(吉岡秀隆)と泉(後藤久美子)の
青春映画になっています。

満男は何とか大学生に。
ある日、泉が離婚した父親の一男(寺尾聰)を
訪ねて名古屋から上京。

満男は泉と共に一男が勤める秋葉原の電気店を訪ねるが、
すでに仕事を辞めて、大分県日田市に住んでいるという。

東京駅で満男は名古屋に泉が戻ると思っていたが、
”やっぱり お父さんに会いたいの
帰って来てって 、ムダでもいいから 頼みたいの”と、
九州に行くと聞いて、思わず博多行の新幹線に飛び乗る。

それを知った、博とさくらは駆け落ちかと心配する。
博:”満男はいいんですよどうなったって、
  しかし泉ちゃんはひと様の娘ですよ。
  何かあったらどうしたらいいんですか?”
さくら:”お金だってもってやしないわよきっと”

そこで寅さん言いますね。
寅:”貧しいね〜君たちは。二言目には「金」だ。
金なんかなくたっていいじゃないか美しい愛さえあれば!”
さくら:”バカみたい”。

そこへ、泉の母親礼子(夏木マリ)が訪ねて来る。
寅さんはこれ幸いと心配する素振りを見せて、
礼子と共に大分へと向かう。

寝台列車の中の二人のやり取りは笑えますね。
(寝台列車とは懐かしいですね。
 昔はよく寝台列車に乗ったものでした。)

さて、二人の恋の行方はどうなりますことやら。
そうそう、ラスト近くで満男が自転車を漕ぎ乍らの、
独り言がこの映画のテーマでしょうね。

”伯父さん〜、
人間は誰でも幸せになりたいとそう思っている。
オレだって幸せになることについて
もっと貪欲になりたいと思っている。

でも、それなら 幸せってなんなんだろう。
泉ちゃんのお父さんは本当に幸せなんだろうか。

伯父さんのことでいえば、
タコ社長は寅さんが一番幸せだってよく言うけど、
伯父さんは本当に幸せなんだろうか。

仮に伯父さん自身は幸せだと感じていても
お母さんの目から見て、不幸せだとすれば、
いったいどっちが正しいのだろうか。
人間は本当にわかりにくい生き物だと思う。”

人は誰でも幸せを求めてあくせくしますね。
青い鳥は何処にと、でも人それぞれ幸せの感じ方は違います。
私の「幸せ」は、今が一番幸せだと思うことにしています。

寅さんの映画は幸福とは何かと、追求する映画です。
寅さんを見て、笑って、ほろりとして
幸福な気持ちになるから、幸せ〜!。

幸せから連想して、おまけ!
”山のあなたの空遠く、「幸」住むと人のいふ。
ああ、われひとと尋めゆきて、 涙さしぐみ、かへりきぬ。
山のあなたになほ遠く、「幸」住むと人のいふ”。

♪♪いいじゃないの幸せならば ♪♪佐良直美
https://youtu.be/2eoPnemrFEc
  
監督は山田洋次。
渥美清の葬式で山田監督が読んだ弔辞によると、
この頃から「渥美の体の衰えが目立つようになっていた」と、
述べている。



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