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続 出会い 

2024年01月10日 外部ブログ記事
テーマ:テーマ無し

Akomeyaでのこと。広い売り場に、整然と、美しく陳列された陶器と漆器展。
漆器は特に興味があってじっくり見る。漆器は日本独特の技術だ。japaneseだ。


キョロキョロ、手の出る金額ではない。買う気もない。
目の保養にじっくり美術工芸品鑑賞の思いで見せてもらう。


贅沢な目のお正月。


ある場所で目が合った。「梅に鶯」。その品の良さに目が点。
一周して、また同じところ漆器「梅に鶯」に戻って見入る。美しい。


現在、我が家では食器類は処理中で、心を鬼にして処分を進めている。
その私が買うなんて発想なし。そこへ、展示をしている会社の人が同じところにいる
私に気づき、梅に鶯は明治の作で、、、、、、、。と解説始まる。



輪島塗だそうです。


客が1人もいないらしい。若者が集まるAkomeyaに漆器は若者など目もくれない。


時代を経て、漆器は材料が生の木材だから乾燥を嫌うが、会場に展示中に幾つかの
高額作品にヒビが入ったり、大変な事態でと説明が始まる。
会場が広くて天井が高く乾燥はどうにもならないと嘆く。


気の毒に思いながらきく。百万円以上の作品のひび割れを示し嘆きの続き。
もう売り物にならないと悲痛な様子。


今回の能登の災害で輪島塗の工房や工場が全滅、無惨な様子をニュースで読んでいた。


明治の作は古いだけに余計被害も目立ちまともには売れないと言う。
骨董品として売れないの?と内心思う。


もうその時には、心の中で、買おうと心が決まっていた。
お値段は抵抗なく私でも出せる価格で、我が家に来ることに。
家から十分もかからないので、必要ないですよ、と言ったにも関わらず、
丁寧に手厚く包装されました。


そんなわけで、今、私の家の屋根の下に収まっています。
とにかく品がいい。手仕事なので、少々絵が違うところが又いい。









確かに、衝動買いです。しかし、輪島の被害状況を見て、輪島塗でよかったと思う。
もし何かの都合で輪島の蔵に眠っていたら瓦礫になった運命だったろう。


自分が支払った価格に関係なく大事にする。
価値は値段ではなく惚れ込んだ品だから、、、、、。美しい。

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