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たかが一人、されど一人

酒と煙草 

2011年11月14日 外部ブログ記事
テーマ:テーマ無し

同期の友人と会って食事をしても、皆一様に食べる量と飲む量はめっきり減っている。同窓会の幹事として会場を選定する際に”飲み放題”を前提にしているが、そろそろその必要が無くなるのではと思ったりしているところだ。煙草に至っては喫煙者が集まる人数の精々10%がいいところではないか。小生も煙草は第1子が誕生した時にやめてしまったので、辞める時の苦労は思い出せない。30歳になりたての頃だから酒量が増えたような憶えがある。むしろ45歳前後の時、大阪で専売公社の宣伝に関わり、「イベントでクライアントと顔を合わす時は必ず「CABIN」を持っていて下さい。」と営業担当から言われて、クライアントとの懇談では赤い箱からCABINを取り出して吸った事が懐かしい。その時既に相当無理して吸っていたように思うので、初めからそんなに好きではなかったのだろう。酒にしても煙草にしても、高校時代に始まるのが少なくとも我々の時代は普通だった。それが現在は少し年齢が下がって中学校の悪がきが始めるらしい。我々の時代は酒を飲んだり煙草を吸ったりしたくらいでは悪がきとは言われなかった。先日同期の友人が10人ほど集った時、高校時代にこの二つを経験しなかった人間が一人だけいたので、他の連中がびっくりしたほどだ。経験者のきっかけが様々で面白かった。出身校では秋に文化祭と称する学園祭があり、この準備やら何やらで、学校への泊まり込みが家庭にも学校にも大っぴらにできた。この時が最初のきっかけと言うのが相場のようだ。先生から酒の差し入れがあったなんて話もあったし、先生が喫茶店に連れて行ってくれて、そこでウィスキーを飲ませてくれたなんて話もあった。傑作なのは小正月のどんど焼きの火を貰ってきて、家中を煙でいぶす厄払いの習慣がある田舎から来ていた友人、「その火で煙草を吸うとむし歯にならないと父が教えてくれたので。」昔の人は本当に大らかだ。市内に下宿している友人の部屋は勿論恰好の溜まり場だし、学校から少し外れれば山の中だから吸う場所には不自由はなかった。勿論持ち物検査なんて事も一度もなかった気がする。こうして大人になった友人、そして小生自身、皆どこかに少年の面影をかすかに残しながら、時の流れと共に酒も煙草も量が減り、やがては禁酒から禁煙へと変化しながら姿も性格も変わっていくのかもしれない。

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