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葵から菊へ
末浪靖司著「日米指揮権密約」の研究
2023年12月26日
テーマ:テーマ無し
『創元社刊 末浪靖司著「日米指揮権密約」の研究』を購入した。驚くほどの日米指揮権密約を暴露した力作であった。2017年刊なので岸田安保三文書の批判論考は憲法会議刊の「憲法運動 11・12月号」にあるので注文した。
?第5 章 米軍は自衛隊を地球的規模で指揮する 1997年〜現在
日本国憲法を支持する日本の世論が、指揮権密約をめぐる歴史的攻防の力ギを握っています?
ここまで本書で見てきたとおり、指揮権密約が一九五二年に結ばれてから、密約を実行はばして自衛隊を米軍の指揮下で戦争させようとする力と、それを阻もうとする力の激しいせめぎ合いがずっとつづいてきました。? 日本は戦争への道を進むのか、それとも日本国憲法を守って、平和の道を進むのか。私たちの暮らし、あるいは日本の将来をかけた戦後史のドラマが最終段階に近づいています。指揮権密約をめぐるこの壮大なたたかいのカギを握っているのは、日本の世論と市民運動です。? 歴史をふり返ると、日本政府はこれまで長らくアメリカ政府と密室の協議を重ね、憲法解釈を変えて、自衛隊を海外に送りだす法律をつくってきました。けれども今日にいたるまで、海外の戦場で自衛隊が外国軍と交戦することは阻止されてきました。? 二〇一五年の国会で安保法案が強行採決され、二〇一六年一一月には南スーダンに駐留していた自衛隊に、この法律にもとづく命令が出されましたが、二〇一七年三月には撤収を命令せざるをえませんでした。? 指揮権密約が結ばれて以降の六〇年を超える戦後の歴史は、私たち日本人がその密約の実行を阻みつづけてきたことを教えてくれています。安保法制が可決された現在でもなお、その事実は変わらず証明されつづけているのです。
アメリ力は今後 海外の戦場への自衛隊の派遣を まちカいなく求めてきます? 海外での地上戦に介入すれば自国の犠牲者が増え、社会がもたないから絶対にやってはならないというのが、アメリ力がベトナム戦争から学んだ教訓でした。ですからその後の戦争はすべて、もっぱら空爆に頼っていました。? けれどもこの教訓は、二〇〇一年には忘れ去られることになりました。 アメリ力は九・一一同時多発テロを理由に始めたアフガニスタン戦争と、その後のイラク戦争における暴走から、いまだに抜けだせないでいます。? それだけではなくアメリカは、中東や、さらにはアフリカでも、現地軍に顧問団を送りこみ、あるいは情報を供給するなど、事実上の戦闘への参加をずっとおこなってきました。オバマ政権下でも、 アメリカは自衛隊のアフリカ派遣を再三にわたり要求してきました。 アメリカでは二〇一七年からトランプ政権になりましたが、米軍はそれまでの空爆に加え、中東やアフガニスタンの武力介入を強化し、地上部隊の投入も強化しています。? アメリカは今後、必ず「対テロ戦争」や武装勢力との戦争に、自衛隊の参加を求めてくるはずです。それを止めるのは、私たちの世論しかありません。? ここまで本書でご紹介してきた、日米間に隠された本当の軍事的関係と、そこに横たわる「指揮権密約」の存在。 その歴史的経緯をひとりでも多くの人に知っていただくことが、これから予想される激動の時代に日本人がたちむかううえで、非常に重要だと私は思っています。?
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(了)
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