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男はつらいよ 柴又より愛をこめて 

2023年12月23日 ナビトモブログ記事
テーマ:コメディ

映画ファンの皆さん、今日は〜!

今日の映画紹介は
『男はつらいよ 柴又より愛をこめて』
BSテレ東で2023年12月23日(土) 18時30分〜放送。

★土曜は寅さん!美人先生と島で…。
★マドンナは真知子先生役の栗原小巻。
4作目の「新・男はつらいよ」に出演していますから
2回目のマドンナ役ですね。シリーズ36作目。

キャッチコピーは
”沖の小島に寅がゆく 寅がゆくなら恋がある。”

寅さん、家出したタコ社長(太宰久雄)の
娘のあけみ(美保純)を連れ戻してほしいと頼まれ、
連れ戻すため下田へ向う。

スナックで働くあけみを探し当てる。
あけみは 下田まで迎えに来た寅の胸で泣き出した。
旦那との愛情の問題で悩んでいたあけみは、

あけみ:”ねぇ、愛…ってなんだろう”
寅:”おまえも、また面倒なこと、聞くねぇ”
あけみ:”だって、わかんないんだもん”
寅:”ほら、いい女がいたとするだろう、なぁ〜”
あけみ:”うん”
寅:”な、男はそれを見て、
 「ああ…いい女だなぁ〜、
  この女をオレは大事にしてぇ〜」と、
  そう思うだろ。それが、愛ってもんじゃないか”

あけみ:”どうして、寅さんにお嫁さん来ないんだろう”
寅:”オレ、ネクラだからなぁ〜、へへへ〜”

う〜んん!寅さん、「愛」について語りますね。
単純明快な寅さんの答えは…。

そうだとすると、寅さんは美人を見ると
すぐに愛するわけですね。
何だか、微妙に違うような気がしますが…。

帰りたくないという彼女と一緒に、
寅さんは式根島へ行くことにする。

船内で同窓会に出席する若者たちと知り合った寅さんは
島で出迎えた美人の真知子先生に一目惚れするやいなや、
教え子になりすます。

真知子:”寅さんもしかしたら独身じゃない?”
  寅:”えへへ、まあ、お恥ずかしながら”
真知子:”やっぱり…”
  寅:”あ、そういうのって分かるのですか”
真知子:”首筋のあたりがね、どこか涼しげなの
     生活の垢が付いてないっていうのかしら”

そぅか〜、寅さん、その日暮らしのフーテンだから
生活の匂いがしないのか〜。

11人の教え子達が先生に自転車をプレゼントする
シーンは木下恵介監督の「二十四の瞳」を
意識してのことでしょう。

さて、寅さんと真知子先生の恋の行方は?

タイトルは『007 ロシアより愛をこめて』からの
借用ですね。

1985年(昭和60年)制作。



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