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暮古月日記(6)...
2023年12月14日
テーマ:テーマ無し
年賀状,まだな〜んも考えていない (´ヘ`;) う~ん・・・
業を煮やすした妻君は,今年の年賀状は自分で作ると宣言.
昨年もちょっと考えた賀状終い.
ただ,たとえ細いつながりであっても縁は縁.それを断ち切ってしまうのはやはりもったいない気持ちもある...
14日は大石内蔵助ら四十七士の吉良邸討ち入りの日でした.
こんな暖かい冬の討ち入りであったら,雪も降らず,絵にはならないだろうと思っていたら,実際にはこの元禄15年の日は,積雪を月の光が明るく照らしていたというのが史実らしい.
吉良邸は,以前勤務していたところからさほど遠くないところにあったので,今は本所松坂公園となっているあたりを散歩したことがある.吉良上野介が住んでいた頃は,現在の90倍近くの広さがあったという(2,500坪以上と言われる).
Bon app?tit !, 2? ...
Leica M10+Macro-Elmarit-R 60mm F2.8
”週刊プレイボーイ” 誌に連載されている宮坂昌之名誉教授ほかの専門家に取材した特集記事「コロナが終わったような感じの正体」を教授が抜粋し,FB(11月28日)に掲載したものを以下に引用します.
大変有用な内容を分かりやすく連載してるということは,一般に,しかも若い方に正しい知識を知らせるということで意義のあることと思います.週プレがこのようなまともな記事を連載してるのって驚きです.
●週刊プレイボーイ12月11日号「コロナが終わったような感じの正体」(p.168-170)
今回の第9波では、なぜ感染者が増えながら、重症者、死者は一定程度で抑えられたのか?「まず、考えられる要因は社会の中に、なんらかの形で新型コロナに対する免疫を持つ人が増えたことだ。免疫学者で大阪大学名誉教授の宮坂昌之氏が分析する。「重症化する人が減った背景には、ワクチンの接種や実際の感染を通して、またその両方を経験した人たちが増えたことで、コロナの重症化を防ぐ免疫を持つ人が増えたことがあると思います。ただし、ここで誤解してはいけないのは、新型コロナにはいわゆる集団免疫が期待できないという点です。
免疫には大きく分けて感染を防ぐ『感染防御』と、仮に感染しても重症化を防ぐ『重症化予防』という、ふたつの大切な役割があります。いずれもワクチン接種や感染によって刺激されますが、新型コロナの免疫の場合、前者の『感染防御』については、数ヵ月程度しか長続きしません。
しかも、新型コロナでは、中和抗体の免疫をすり抜ける力を強めた変異株が次々と登場しているため『集団免疫』は期待できず、むしろ感染を防ぐこと自体は難しくなってきている。
一方で、T細胞などの働きによる『重症化予防』の免疫に関しては、少なくとも1年程度と、ある程度長続きすることが分かっています。
そのため、ワクチン接種や感染によって日本社会の中にコロナの重症化を防ぐ免疫を持つ人が増え、第9波では感染者数が増えても、重症者や死亡者数がある程度が抑えられたのではないでしょうか」。
加えて、前出の岩田氏(=神戸大学の岩田健太郎氏)によれば、コロナ治療薬のひとつ、ファイザーの「パキロビットパック」が一部の患者の重症化予防に効果を発揮したことも要因のひとつだという。
では、もうひとつの可能性であるウイルスの弱毒化は?
仮に変異を続ける新型コロナウイルスが弱毒化していれば、重症化や死亡が抑えられたことの説明が付くし、今後の展望にも期待が持てるが……。
新型コロナの変異を追い続けているウイルス学者で東大医科学研究所教授の佐藤佳氏は「今のところ、ウイルスの劇的な弱毒化を示すデータはない」と否定する。
「昨年末の第8波で流行の主流だった、当時のオミクロン系変異株と、第9波の主流だったXBB系の変異株を比較したわれわれの実験では、両者の病原性に顕著な違いはありませんでした。
現在はそのXBB系から進化したEG5(エリス)が流行の主流になっていますが、少なくとも第9波に関していえば、ウイルスの変異による弱毒化が重症化や死亡者数を抑えられた要因ではないように思われます。
ちなみに、変異数の多さで注目された新変異株、BA2.86に関しては、我々の最新研究で、病原性が少し下がっている可能性が示されており、今後、EG5に代わって、BA2.86が主流になる可能性があります。ただ、この先、新たな変異で病原性にどのような変化が出るかは、未知数で、引き続き監視と注意が必要です」
■「人類はコロナ禍を乗り越えつつある?」
コロナ禍が始まってから約4年、ついに、感染が拡大しても重症者や死亡者数を抑え、社会を普通に回せる段階を迎えたかに見える今の日本だが、これでコロナ禍は終わったと考えてもいいのだろうか?
例えば、ワクチン。ウイルスの変異で「感染を防ぐ効果」は落ちているらしいし、重症化予防効果はある程度長持ちするなら、もうワクチンは打たなくてもいいのでは?「ワクチンの重症化予防効果が長続きすると言っても、やはり少しずつは落ちます。また、新たな変異株に対応したワクチンを追加接種した人のほうが、明らかに重症化リスクが下がるというエビデンスもありますから、特に高齢者や持病がある人など、重症化リスクの高い人は、定期的な追加接種で免疫をアップデートしたほうがいいでしょう。
また、コロナ後遺症が残るリスクを下げるという意味でもワクチンの追加接種は有効です」(前出・宮坂氏)。
では、マスクについてはどうだろうか?
前出の岩田氏は「人々がマスクを着けること、着けないことに過剰な意味≠与えず、雨の日の傘と同じように気軽に考えてほしい」と語る。「今は第9波もかなり収まってきていますが、世の中からウイルスがいなくなったわけではありません。そのうちまた第10波や第11波はやってくるでしょう。雨が強いときに傘をさすのと同じように、また次の波が来て感染リスクが高くなったとき、マスクを着けるというのは、最も手軽で、安価で、効果的な感染対策のひとつですし、それはコロナであろうとインフルエンザであろうと同じです。
一方で、雨が止んだり、小雨になったりすれば、傘をたたむのと同じように、感染のリスクが下がってきたらマスクを外せばいいだけのこと。もちろん、小雨でも傘をささない人がいるように、リスクをどう考えるかは最終的に個人の判断で、誰も雨の日に傘をさすか否かについて本気で言い争ったりしないですよね」。
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