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「負の遺産」「正の遺産」よりも、加害も被害も含めた「戦争の遺産」である 

2023年12月04日 外部ブログ記事
テーマ:テーマ無し



「ヒロシマ通信」主宰の竹内良男氏が次のようなコメントを出していました。
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[2023-11-29『1945ヒロシマ連続講座2016』「ヒロシマ通信」メンバーのみなさんへ]
【?今日の通信=満蒙開拓と731部隊をめぐる情報?】
今日の2枚の通信は、満蒙開拓と731部隊をめぐる情報です。満蒙開拓は12月2日に神戸で開かれる講演会と11月23日に開かれた講演会の内容紹介。もう1枚は、731部隊をめぐる学習会と著作の紹介です。
どちらも「負の遺産」として語られることが多いのですが、どうもこの言葉、ずっと前から違和感というか、居心地が悪いというか、気になっているのです。私たちはどうもこの「負の遺産」という言葉、とても“安易に”使ってはいませんか? というのも、「負」の反対は「正」ですよね? ならばいったい「正の遺産」とは何なのでしょうか? この場合の「負」とは何なのか? その定義というか、認識というか、案外バラバラではありませんか?
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そこで、管理人はメールのやり取りしました。
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竹内様

観光学博士寺前秀一先生は欧米ではアウシュビッツや南京大虐殺祈念館などは、「ダークツアー」と呼んでいますと教示されました。
しかし、「ダークツアー」にも嫌がる方がいます。
そこで「戦跡ツアー」として企画しています。
「負の遺産」も同じかも知れません。
加害も被害も含めた「戦争の遺産」が良いと思いますが。
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長谷川さま
そうですね、「負」とか「正」とか、価値判断を抜きにして歴史的事実としての「戦争遺産」という言い方が一番スッキリしている気がしますね。
ありがとうございます。
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竹内様

広島被服支廠の国重要文化財に指定は良かったですね。
これこそ「負の遺産」ではなく、日清戦争以来の軍都広島「加害の歴史」と、原爆投下後の臨時救護所「被害の歴史」と言う「戦争の遺産」ではないでしょうか。

陸軍被服支廠は軍服や軍靴の製造・倉庫、さらには宇品港は、日清戦争時から朝鮮半島・中国への将兵が出航した重要な「加害の歴史遺産」です。8月6日の米軍による原爆投下後は、被爆者の臨時救護所となり「被害の歴史遺産」です。

(了)

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