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国宝善福院釈迦堂 

2023年10月07日 ナビトモブログ記事
テーマ:神社仏閣

和歌山県は国宝保有件数全国第6位の件である。
1位は東京。2位京都。3位奈良。4位大阪
ここまでは誰もが納得だと思うけれど
5位滋賀で次に和歌山というのがその内訳である。
ぼくは最近これを知ってビックリした。
田舎の県であるにもかかわらずどうしてこんなに多いのかとも疑問に思ったのは確かだ。

先日その国宝建築物の1つの善福院釈迦堂に行ってきた。
そこは日本のみかんの発祥の地とされている海南市の加茂地区だ。
最近新しくできた道の駅「海南サクアス」にほど近いところだ。
色づき始めたみかん畑へのドライブは秋の日差しの中でとてもいい気分だった。


善福院は健保2年(1214)栄西禅師によって創設されたといわれる広福寺五ヶ院の一つです。
広福禅寺は古くは七堂伽藍を備えていたといわれますが、大旦那の加茂氏の没落にともない荒廃しました。
その後、高野山に頼り真言宗に転宗し伽藍を修復し、更に紀州藩となってからは天台宗に転宗しました。
明治初期までは三ヶ院がありましたが現在は善福院だけとなっています。
釈迦堂の本尊釈迦如来坐像の胎内の修理銘に嘉暦2年(1327)とあることからこの頃の再建とされています。
桁行三間梁間三間、一重裳階附き寄棟造り、本瓦葺の二重仏殿で、木割(材木の長さに対する太さ)が太くがっしりした感を与えています。
また、床は布敷、組物は二手先となっており、本瓦葺寄棟造、平行垂木など禅宗様式定着前の様式がよくあらわれ、鎌倉時代後期の禅宗様式の典型的な建築として国宝に指定されており、鎌倉円覚寺舎利殿、山口功山寺仏殿などと共に有名です。

ウイッキより



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