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慶喜

「動物のセルロース分解」「アクネ桿菌」「超生命体」 

2023年10月03日 外部ブログ記事
テーマ:テーマ無し



?「超生命体」としての私たち3?人間が、生涯菌と共に生きている共生の仕組 ☆草食動物は、牧草などの草を主食にしているが *肉を食べずとも隆々とした筋肉を持っている *これは、草食動物の消化器官に生息する菌のおかげです ☆動物は植物の細胞壁を形成するセルロースを分解できない *牛や羊が草を食べて消化できるのは *彼らの特殊な胃に存在する菌のおかげ ☆セルロースを分解できる菌が *胃内で植物の細胞壁を分解し栄養源にしているから ☆動物は植物を食べたとしても細胞壁を消化できません ☆共生によって、動物はセルロースやペクチンなどにより *植物の強固な細胞壁成分を分解することに成功し *植物を消化できるようになった *分解能力がある菌の力を借りた ☆腸内細菌以外にも、私たちの体には様々な生き物が住みついている *ヒトの皮膚には数百億個の常在菌が存在し、種類は20種 *代表的な皮膚の常在菌には、表皮ブドウ球菌やアクネ桿菌がある *表皮ブドウ球菌は、アトピー性皮膚炎の原因となる (黄色ブドウ球菌を攻撃する抗菌ペプチドを作り、 ヒトの皮膚を守る) (アクネ桿菌は、普段は肌を弱酸性に保ち病原菌の侵入を防いでいる) *表皮ブドウ球菌やアクネ桿菌はヒトの皮膚を保護しているが *菌は、皮膚に分泌された物質を餌にして生きている *皮膚常在菌と人間は「共生関係」になっている ☆アクネ菌はニキビの原因にもなる *皮脂分解酵素であるリパーゼを使って皮脂を分解し炎症物質を作り出す *毛穴の細胞は、増殖したアクネ菌に対抗するために免疫反応を引き起し *炎症性生理活性物質を産生し炎症物質がニキビの原因となる ☆共生といっても、 メリットだけではない?菌と動物との共生はいつごろから始まったか ☆口から取り込まれた嫌気性細菌が *酸素の乏しい小腸や、酸素がない大腸に住みついたのでは *嫌気的環境である腸内は、嫌気性細菌である大腸菌や乳酸菌等に *絶好の環境であったに違いありません ☆はるか昔、 ヒトの祖先の発生初期から、ヒトと菌は共生してきた *一般に、生物は侵入者に対して免疫反応を示しますが *このような古くからの関係だとすると *免疫の面では徐々に寛容になっていったのでは *そして、お互いに利用しあい、共に進化してきたのでしょう ☆ヒトと菌との共生はお互いに奉仕し合っている関係だけではない *あくまで、自分たちの生存に役立つからこそ共生している *利用価値がなくなれば、共生関係も解消されてしまう ☆善玉菌といわれる菌種 *ヒトの体に良いことばかりしているわけではない *虫歯を引き起こすミュータンス菌は乳酸菌の仲間 ☆悪玉菌と言っても悪い事ばかりしていない *代表的な悪玉菌ピロリ菌の仲間 *ピロリ菌は胃粘膜に潜んで胃酸を防いでいる ☆日本人の胃のピロリ菌は胃炎・胃がんを引き起こしやすいタイプです *海外のピロリ菌は胃酸の逆流を抑えたり *食欲ホルモンを調節して肥満を防止する働きがあるといわれている *子供の喘息やアレルギーの発症を抑える働きも持っているという?超生命体としての共生体 ☆腸内細菌の分類では *善玉菌、悪玉菌、日和見菌という名称がよく使われる ☆細菌には、民族的な差も見られ *日本人の腸内細菌のゲノムには (海藻に住む細菌の遺伝子を持っているものがある) *日本人が生の海藻をよく食べるために腸内細菌のゲノムに移った ☆食習慣も、腸内フローラでの腸内細菌バランスに影響する ☆腸内フローラは、食事の変化などで菌種の割合は変動する *腸内細菌は常時、 ヒトの体に住みつき共存しています ☆分子生物学の先駆者のひとり *ヒトの体をヒト自身と菌からなる″超生命体”と呼ぶ *腸内細菌に限らず、自然界では地衣類のように共生が進んで、 *一つの生命体のように見られる例が数多くある ☆我々人間もまた、様々な生物と共存して生きている                   (敬称略)?知識の向上目指し、記事を参考に自分のノートとしてブログに記載?出典内容の共有、出典の購読、視聴に繋がればと思いブログで紹介 ☆記事内容ご指摘あれば、訂正・削除します?私の知識不足の為、記述に誤り不明点あると思います?投資は、自己責任、自己満足、自己判断で?詳細は、出典原書・記事・番組・画像でご確認ください?出典、『「利他」の生物学』「動物のセルロース分解」「アクネ桿菌」「超生命体」(『「利他」の生物学』記事他ネットより画像引用)

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