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慶喜

「ランとラン菌」「アーバスキュラー菌根菌」 

2023年09月28日 外部ブログ記事
テーマ:テーマ無し



?大事な共生相手を攻撃する理由?菌の助けなしでは独り立ちできない華麗なランの花 ☆ランの種子は、非常に小さくて、1mm以下が多い *ある種のランの種子の重さは米粒の1万分の1 *その種子が発芽しあの華麗な花を咲かせる ☆ランの種子は自力では発芽することができない *ランは、種子が風に吹かれて遠くまで飛んでいく ☆ランが発芽するには条件がある *種子が降りた場所にラン菌と呼ばれる糸状菌がいることが必要 *ラン菌が存在しランは発芽することができる *デンドロビウムのような着生ランだけでなく *湿地で生育するサギソウのような地生ランでも同様です ☆ランとラン菌との関係は 共生関係 *共生といっても、仲良く助け合って共存していない *ラン菌は、ランの種子を腐らせて、自分の栄養分にするために *種子の内部に侵入しようとする *種子のほうが一枚上手で種子は特別な抗菌物質を作り *ラン菌の成長を制御したうえ、ぺロトンを作らせ防御する *ペロトンは植物体の深部に侵入することができず、大きくなる ☆ランの種子は、できたペロトンを消化し、栄養分にして発芽する *発芽したものは、プロトコームとなり *菌類との複合体を形成したのち、成体となります *種子が十分な抗菌物質を作れない場合は *菌のほうが優勢になり、 種子を腐敗させて自分の栄養分にする *まさに食うか食われるかの関係 ☆生育したランの根にもラン菌がいる *ランとラン菌は共生状態にあり、ランは光合成産物を供給する *ラン菌は周りにあるセルロースを加水分解した炭素化合物を供給する ☆ランとラン菌の関係は当初、片利共生であったものが *その後、相利共生になった?同居か別居化、菌と根の共同生活 ☆ランとラン菌のような関係はランに限ったものではない *このような例は多くの植物に見られます ☆植物の9割は何らかの菌根菌と共生している *どの菌根菌も、植物と共生しないと *生きていけない絶対共生性の菌類です *内生菌根菌の代表はアーバスキュラー菌根菌 *外生菌根菌では、松茸やフランス料理のトリュフ ☆松茸やトリュフが高価なのも *生きた植物にしか共生しないのが大きな理由 ☆アーバスキュラー菌根菌の胞子 *微生物のなかではかなり大きいです *アーバスキュラー菌根菌は共生後、土壌中に菌糸を伸ばして *リン酸や水分などを吸収し、樹枝状体を通して植物に与えはじめる *値物の根の代わりをし、根が届かない幅広い土壌中まで *菌糸を伸ばして栄養分を補給するの *植物は、光合成で得た炭素化合物を菌に提供して共生している ☆野生植物は自力で栄養分を摂取しなくてはならない *栄養分の少ない痩せた土地における菌との共生 *植物にとって非常にメリットがある ☆リンが不足している土地 *アーバスキュラー菌根菌と共生した植物 *そうでない植物とくらべて非常に生育が促進される ☆植物の三大栄養源(窒素・リン酸・カリ) *リン酸は、根から吸収しづらい厄介な性質を持つ *アーバスキュラー菌根菌の利用価値は非常に高いので *宿主となる植物も取り込んで共生する道を選んだ ☆人間がリン酸化学肥料を開発し畑に施すようになると *特に菌根菌に頼らなくともよくなり、その役割は減少した *アーバスキュラー菌根菌を利用する栽培体系を作ることは *植物の将来にとって重要だ?アーバスキュラー菌根菌を農業で利用する ☆アーバスキュラー菌根菌と共生することは *リンやミネラルといった栄養分の補給以外にもメリットがある *乾燥に対して強くなり、耐病性も向上する ☆実際に抵抗性が増した例として *アーバスキュラー菌根菌を施すと *根腐れ病を起こすセンチュウの数が減ることが報告されている ☆アーバスキュラー菌根菌の役割は極めて大きい *例外として、アブラナ科とアカザ科の植物とは共生しません ☆アーバスキュラー菌根菌を共生させた作物の跡地で栽培すると *リン酸肥料を半分に減らしても収量は変わらなかった報告がある                    (敬称略)?知識の向上目指し、記事を参考に自分のノートとしてブログに記載?出典内容の共有、出典の購読、視聴に繋がればと思いブログで紹介 ☆記事内容ご指摘あれば、訂正・削除します?私の知識不足の為、記述に誤り不明点あると思います?投資は、自己責任、自己満足、自己判断で?詳細は、出典原書・記事・番組・画像でご確認ください?出典、『「利他」の生物学』「ランとラン菌」「アーバスキュラー菌根菌」(ネットより画像引用)

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