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葵から菊へ
産業遺産情報センター、「朝鮮人差別はなかった」と歪曲した展示物を追加 『ハンギョレ』2023年9月21日号
2023年09月27日
テーマ:テーマ無し
川口重雄様からのメールを転載します。(一部)
管理人が2021年11月18日撮影
新宿立余丁町小学校の塀に掲示されている総務省統計局の案内板
何時の間にか、都営地下鉄大江戸線若松河田駅に因んで「大江戸門」と名付けたらしい。門の右側に、産業遺産情報センターの小さな看板がある。
別館の一階部分に産業遺産情報センターが設置された。
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各位 9月26日〔本日第1信〕お早うございます。秋の彼岸が明けます。【友人から届いた情報3点】1.「産業遺産情報センター、「朝鮮人差別はなかった」と歪曲した展示物を追加」『ハンギョレ』2023年9月21日号ヘイト展示の見本です。2.「杉田水脈議員ついに崖っぷち…アイヌ侮蔑で「人権侵犯」認定、“ただの人”への秒読み開始」『日刊ゲンンダイ』2023年9月23日号自民党とすれば、衆議院比例中国ブロックの登載者から降ろすだけ。中国ブロック1位にした安倍晋三はいなくなったし。3.「オスプレイ緊急着陸 3日間で5機 民間空港周辺でも強まる不安」『東京新聞』2023年9月20日号「空飛ぶ棺桶」「未亡人製造機」と、米軍自らが自嘲しているオスプレイ。これほど自由に飛行できる国は、米国ではない日本においてだ、と。最悪のことが起きなければよいのですが。それでは。川口重雄拝///////////////////////////////////////////////////////////////産業遺産情報センター、「朝鮮人差別はなかった」と歪曲した展示物を追加
(ハンギョレ)230921 https://japan.hani.co.kr/arti/politics/47910.html東京の「産業遺産情報センター」に行ってみるとむしろ改悪…関係ない事業所の給与の資料で「朝鮮人の待遇は良かった」東京都新宿区の産業遺産情報センター内部に朝鮮人強制労働で悪名高い端島(軍艦島)の様子がパノラマ映像で展示されている=産業遺産情報センター提供//ハンギョレ新聞社 20日午前、東京都新宿区の総務省第2庁舎別館1階を訪れた。ここには、日本政府が2015年に軍艦島(端島)などの日本の近代産業施設を世界遺産に登録し、施設に関する「すべての歴史」を記憶すると約束した後に作った産業遺産情報センターがある。日本政府の立場としては広く広報しなければならない施設だが、なぜかこの3年以上、事前予約制を取り、内部の写真は全く撮れないなど閉鎖的な運営方針を維持している。 この「閉鎖的な施設」に再び関心が集中したのは、ユネスコ世界遺産委員会(以下委員会)が14日、軍艦島に関して日本政府が取らなければならない「後続措置」についての決議文で、2年前に日本に対し批判した文言の多くを削除したためだ。委員会はこのような決定を下すなかで、センター内の一部の展示内容が変わったという点を挙げた。ハンギョレは展示内容がどのように変わったのかを確認するために20日午前、センターを訪れた。 産業遺産情報センター(面積1078平方メートル)は大きく3つの展示ゾーンに分かれている。明治日本の産業革命遺産の概要(ゾーン1)と産業化の様子(ゾーン2)の展示を過ぎると、韓日が8年間にわたり対立している軍艦島に関連するコーナーに至る。 委員会は決議文で、センターを訪れた人がQRコードを通じて世界遺産登録の過程で韓日の政府代表が発した発言を確認できるようになったことを肯定的に評価した。実際にQRコードをスキャンしてみると、2015年7月、端島などの世界遺産登録が決定された委員会会議の場面の動画につながった。日本代表の佐藤地(さとうくに)駐ユネスコ日本大使と韓国代表のチェ・ジョンムン・ユネスコ協力代表の発言が続いて現れる。佐藤大使は「1940年代、一部の施設で多くの朝鮮人やその他の国民が自分の意思に反して動員され、過酷な条件で強制的に労働した。日本は情報センターの設立など犠牲者を悼むための適切な措置を取る」と約束した。ただし、映像には日本語字幕がなく英語の発言だけであり、訪問者がどれだけこれを理解できるか、疑問に思った。 QRコードのすぐそばに新しく設置された「犠牲者を記憶にとどめる」というテレビモニター展示も、ユネスコが認めた部分だ。端島炭鉱が作成した「保安月報」と「保安日誌」をもとに、1941年11月から1944年11月まで落盤事故などで日本人25人、朝鮮人15人、その他4人など44人が死亡したという記録を示している。当時の炭鉱の危険な労働環境に言及し、日本人も朝鮮人も違いはなかったということを強調した展示だ。日本政府は「自分の意思に反して過酷な条件で労役した朝鮮人犠牲者を悼むための適切な措置」を約束したが、これは「炭鉱労働で死亡したすべての人」に変わった。2015年7月5日、ドイツのボンで開かれた第39回ユネスコ世界遺産委員会で、佐藤地駐ユネスコ日本大使が朝鮮人強制労働の事実を認める発言をしている=外交部提供//ハンギョレ新聞社 むしろ「朝鮮人に対する差別はなかった」と歴史を歪曲した展示が追加されたことが確認できた。兵庫県の播磨造船所で1941〜1945年の間に働いた朝鮮人徴用労働者キム・テジョの給料袋の一部と月給の資料だ。キムさんの場合、最も給与が多かった1945年4月、実受領額として214円を受け取っており、当時の日本高等文官試験に合格した若い官僚の基本給は75〜100円だったという内容が書かれている。朝鮮人徴用労働者の待遇が日本のエリート公務員くらい良かったという意味だ。この内容がどれほど「実体的真実」を含んでいるのかも検証が必要だが、そもそも播磨造船所は、世界遺産に登録された「明治日本の産業革命遺産」の23施設に含まれていない。関係のない事業所の月給袋を持ってきて「労働条件が良かった」と主張しているということだ。 展示館を隅々まで見て回ったが、朝鮮人強制動員、過酷な労働環境、厳しい差別など、強制動員被害者が軍艦島で体験した残酷な歴史的事実を伝える内容はほとんどなかった。これを否定するような展示物は、依然として一番目につくところに大きく展示されていた。「端島島民の会」の松本栄名誉会長の「朝鮮人に対する差別はなかった。結束がかなり強かった」という発言や、在日同胞2世の鈴木文雄さんの「(端島にいた頃に)可愛がられた」という証言などだ。 佐藤大使の発言を批判する内容も目についた。「軍艦島は私たちの故郷」という展示物では、2015年の佐藤大使の発言について「正確に反論しようとする日本政府の努力が足りなかった」と指摘している。東京都新宿区の総務省第2庁舎別館1階にある産業遺産情報センターの建物=東京/キム・ソヨン特派員//ハンギョレ新聞社 展示内容が改悪されたにもかかわらず、ユネスコが日本の努力を肯定的に評価したのは、尹錫悦(ユン・ソクヨル)政権が歴史問題などのセンシティブな事案に対し「一方的譲歩」の基調を維持し、日本の歴史歪曲を是正する外交的努力をしていないからだ。文在寅政権時代は、外交部だけでなく文化体育観光部までもが、強硬な姿勢で日本の態度の変化を引き出そうと努力した。韓国政府が手をこまねいている間、日本は今年1月と8月にユネスコ関係者を二度にわたり東京に招待し、日本の努力を積極的に説明した。ユネスコ関係者は今回の決議について、NHKに「最近の日韓関係の改善が、今回の決議の実現を後押しした」と述べた。 日本側は展示内容の変更などについて、韓国側と緊密に協議しなかったという。ぼんやりと傍観していて何の対策もなくやられたということだ。外交部の当局者は「日本側は約束を履行するために動き出した。今後(朝鮮人)強制労働の証言などが盛り込まれるよう要求していく」と述べた。東京/キム・ソヨン特派員 (お問い合わせ japan@hani.co.kr)///////////////////////////////////////////////////////////////
(了)
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