メニュー

最新の記事

一覧を見る>>

テーマ

カレンダー

月別

映画が一番!

パリは燃えているか 

2023年08月23日 ナビトモブログ記事
テーマ:戦争映画

映画ファンの皆さん、おはようございます!

高校野球の熱い戦いも、今日は決勝戦。
史上7校目の連覇を狙う仙台育英(宮城)と、
107年ぶりの優勝を目指す慶応(神奈川)が対戦。

両チームとも投打に戦力がそろっているので、
伯仲した戦いになるでしょうね。
判官びいきで心情的には慶応を応援します。

今日の映画紹介は、
『パリは燃えているか/
 仏: Paris brûle-t-il?/英: Is Paris Burning?』。
BSプレミアムで2023年8月23日(木)13:00〜放送。

ジャン・ポール・ベルモンド、アラン・ドロン、
イヴ・モンタン、カーク・ダグラス、オーソン・ウェルズと、
国際的オールスターキャストとスタッフが結集。

実写映像なども交えてドキュメンタリータッチで描く
アメリカ・フランス合作の戦争スペクタクル大作。

原作はラリー・コリンズ、ドミニク・ラピエールによる
レジスタンス(共産主義者とドゴール派)と
自由フランス軍によるパリの解放を描いた
ノンフィクション作品。

舞台は1944年(昭和19年)8月、パリ。
第2次世界大戦の連合軍の反撃作戦が始まる。

フランスの装甲師団とアメリカの第4師団が
パリ進撃を開始する命令を待っていた。

独軍下のパリでは地下組織に潜ってレジスタンスを
指導するドゴール将軍の幕僚デルマ(アラン・ドロン)と、

自由フランス軍=FFIの指導者、
ロル大佐(ブルーノ・クリーマー)が会見して、
パリ防衛について意見をたたかわしていた。

左翼のFFIは武器弾薬が手に入りしだい決起すると
主張するが、パリをワルシャワのように廃墟にしたくい
ドゴール派は連合軍到着まで待つという見解だった。

一方独軍のパリ占領軍司令官の
コルティッツ将軍(ゲルト・フレーベ)は
連合軍の進攻と同時に、パリを破壊せよという
総統命令を受けていた。

本作は白黒(一部カラー)で撮影されています。
これは、当時、撮影のためナチスの卍旗を公共の建物に
掲げることにフランス当局からの許可が出ず、
本来の赤い部分を緑に変色させたものを使用したことを
ごまかすための苦肉の策だったようです。

名だたる出演者の中でもレジスタンスを演じた
ベルモンド(イヴォン・モランダ役)と、
戦車隊の指揮官を演じた
イヴ・モンタン(マルセル・ビジアン軍曹役)は
高い評価を得ています。

映画の終盤で、降伏前にヒトラーが、
”降伏前にパリを破壊しろ””と、
コルティッツ将軍に命令するが従わず、
連合国に無条件降伏し、パリを破壊から守る。

破壊されたドイツ軍本部内の電話機からヒトラーの
「パリは燃えているか?」との声が耳に残ります。

本作の音楽はモーリス・ジャールが担当。
NHKの「映像の世紀」でも、テーマ曲として
使われている♪♪パリは燃えているか♪♪
https://youtu.be/6QdCsxw16Tg

監督は『禁じられた遊び』、『太陽がいっぱい』の
ルネ・クレマン。
制作は1966年(昭和41年)。

P.S
本作を観ると、
ヒトラーとプーチン大統領が重なって見えます。

ウクライナに対して無差別にミサイルを撃ち込み、
青い顔をして、震えながら「キーウは燃えているか?」と、
言っている姿が目に浮かびます。



拍手する


コメントをするにはログインが必要です

PR





上部へ