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釣り師カッチャン

今年度の29冊目は! 

2023年07月13日 外部ブログ記事
テーマ:テーマ無し


2023年度の29冊目は  澤田瞳子 さんの 「 火定 」 です。  内容・・・・・・・・・・・・・・ パンデミックによって浮かび上がる、人間の光と闇。これほどの絶望に、人は立ち向かえるのか。 時は天平、若き官人である蜂田名代は、光明皇后の兄・藤原四子(武智麻呂、房前、宇合、麻呂)によって設立された施薬院の仕事に嫌気が差していた。ある日、同輩に連れられて出かけた新羅到来物の市で、房前の家令・猪名部諸男に出会う。施薬院への悪態をつき、医師への憎しみをあらわにする諸男に対して反感を持つ名代だったが、高熱に倒れた遣新羅使の男の面倒をみると連れ帰った行為に興味も抱く。そんな中、施薬院では、ひどい高熱が数日続いたあと、突如熱が下がるという不思議な病が次々と発生。医師である綱手は首をかしげるが、施薬院から早く逃げ出したい名代は気にも留めない。だが、それこそが都を阿鼻叫喚の事態へと陥らせた、“疫神" 豌豆瘡(天然痘)の前兆だったのだ。病の蔓延を食い止めようとする医師たちと、偽りの神を祀り上げて混乱に乗じる者たち――。疫病の流行、政治・医療不信、偽神による詐欺……絶望的な状況で露わになる人間の「業」を圧倒的筆力で描き切った歴史長編。  ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・  感染症の話題が一杯の今日、天然痘が蔓延し、日本人口の1/3が死亡したとされる時代に、それに立ち向かう医師たちとそれを支える人達、さらには宮城内で働く官人達の人間関係などを絡めて、その人達の運命・生き様を描いた内容は読み応え十分だった。 澤田瞳子さんの作品は今回も一気読みでした。よかった。 

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