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たかが一人、されど一人
読後感「諜報国家ロシア」保坂三四郎著
2023年07月06日
テーマ:テーマ無し
カラスの鳴かぬ日はあってもロシアとプーチンの名前を聞かぬ日は無い程の毎日。しかし報道される情報は毎日似たようなもので、そこからロシアやウクライナの将来を想像することは全く出来ないのが実情。偶には異なる視点からの情報が欲しくて、全く知らない人の本を買ってみた。読み始めはサブタイトルの<ソ連KGBからプーチンのFSB体制まで>とあるだけに嘗てのソ連邦が世界中に張り巡らした諜報戦略、言葉を変えればスパイ網が現在も生き残って機能しているような雰囲気が感じられ期待感もあった。しかし読了して思い起こすと、その期待は外れたとも言える。著者は1979年生まれだから40歳近く若い。wikiでも経歴がはっきりしないが、現職はエストニア外交政策研究所 研究員となっているから、問題の紛争地域の専門家であることは間違い無さそうだ。著者が指摘する最大のポイントは、ソ連時代のKGBはプーチン氏が在職していたことは有名だが、この組織は政治体制が随分変わっても結局は生き残り、ロシア社会を国内のみならず国外からも支えている。その組織メンバーは自らを「チェキスト」と名乗り、その権限はプーチン体制下で「国家の中の国家」と呼ばれるほどに肥大化している。この事自体は確かに耳新しかったが、それとプーチン氏の現体制の維持との間に如何なる関係があるかは今一はっきり理解できない。ただこの組織の非情さだけは伝統的で、思想を違える人間を殺すことにかけては昔も今もかわりが無いようだ。丁度一通り読み終わった頃ワグネルの反乱が起きたので、プリゴジン氏以下幹部は全員粛清かと思ったが、そうでもないようだ。しかしロシアは人口で日本と同じ程度と言われても、地理的にも広大で日本人には想像しにくい何かがある。戦っているウクライナとの関係も複雑で、正邪、善悪で一刀両断は難しい。勿論ロシアの権力者は軍隊を含む行政を掌握するだけでなくて、ワグネルの例に倣う訳では無いが、ありとあらゆるところにネットワークを構築している。著者が師事していたらしい佐藤優氏の言葉を本文中に引用している。「ロシアが毒蛇ならば、ウクライナは毒サソリのようなもの」とのこと。著者はサンクトペテルブルクで反乱が起こっても不思議でないと思っていた節もあるが、結果プーチン体制がどうなるかは見通すことが困難だったと思う。蛇足ながら、昨日の報道でメドベージェフ氏(彼もチェキストだろう)が語った「この戦争は永遠に続く」が不気味だ。
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