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海街ダイアリー 

2023年06月03日 ナビトモブログ記事
テーマ:ドラマ


映画ファンの皆さん、今日は〜!

今日の映画紹介は『海街ダイアリー』。
フジテレビ系で2023年6月3日(土) 21:00〜放送。

昨日、公開された是枝監督最新作『怪物』を記念しての、
本作の放映。

39回日本アカデミー賞、
最優秀作品賞、最優秀賞最多4部門を受賞。
2015年6月に観た時の感想文です。

吉田秋生原作ののコミックを
是枝裕和監督により実写化した映画。

第68回カンヌ国際映画祭のコンペティション部門に
出品されたが受賞には至らなかった。

監督が”水彩画のような作品”と言うように
鎌倉の満開の桜、砂浜に打ち寄せる波と碧い海、
花火大会に紅葉と、美しい四季おりおりの
自然の移ろいと共に暮らす四人姉妹の一年を描いた映画。

キャッチフレーズは、
”家族を捨てた父が、のこしてくれた家族”。

鎌倉で暮らす、香田幸(綾瀬はるか)と佳乃(長澤まさみ)、
千佳(夏帆)の三人姉妹のもとに眩しい光に包まれた夏の朝、
15年前に女と出て行った父が亡くなったという知らせが届く。

葬儀のため山形へと向かった三人は、そこで父と
ほかの女性の間に生まれた異母妹すず(広瀬すず)と対面する。

すずの母も既に亡く、義理の母に当たる3人目の
父の結婚相手と暮らしていた中学生のすずは身寄りがいなくなり、
今後の生活を気にしながらも、気丈かつ毅然と振る舞っていた。

そんなすずを見て、幸は見送りに来た彼女に
電車の扉が閉まる間際に、
”鎌倉で自分たちと一緒に暮らさない?四人で”と、誘う。

そして、秋風と共に、すずが鎌倉へやって来た。
こうして鎌倉で四人姉妹の生活がスタートする。

親を許せない、姉妹の母親代りの長女の幸と、
男運は悪いが常に前向きで明るく、
姉の幸せを願う次女の佳乃。
マイペースですずに地元に溶け込ませる、
父を知らない三女の千佳(夏帆)。

亡き母の不倫で姉たちの両親が離婚したことに
罪悪感を抱き自分を許せない四女のすず。

四人四様、それぞれの想いを抱えながら、試行錯誤しながら、
悩み、ケンカして、笑い、楽しい食事しながら、
本当の家族になっていく姉妹たち。

庭にある古い梅の木に実る梅を収穫して梅酒を作るシーンに、
どんな家にも、それぞれの想いかがこもった、
いろいろな歴史があるのだと思い、
人間とは、家族の絆は、いいものだなぁと思ったことでした。



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