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レインマン 

2023年05月22日 ナビトモブログ記事
テーマ:ドラマ

映画ファンの皆さん、おはようございます!

G7広島サミットも無事に終わって良かったです。
ゼレンスキー大統領は記者会見で、
「私たちの都市はロシアの爆弾や砲撃で焼き尽くされ、
ここ広島で見たものに似た廃虚となっている。
東部と南部の領土を取り戻すことを夢見ている」。

この言葉は大統領の本音でしょう。
何はともあれ、プーチンさんが侵略を諦め、
戦争が一日も早く終わることを祈るばかりです。

今日の映画紹介は、
『レインマン/Rain Man』。
BSプレミアムで2023年5月22日(月)13:00〜放送。

ダスティン・ホフマン、トム・クルーズ共演。
アカデミー作品・監督・脚本・主演男優賞を
受賞したヒューマンドラマ。
ホフマンは2度目の主演男優賞受賞。

チャーリー(トム・クルーズ)は
高級車のディーラーをしているが経営が思わしくない。
彼は16歳で家を捨て、身勝手に生きて来た。
そんな彼のもとに父の訃報が届く。

遺産目当てに故郷にかえったチャーリーは、
自分の取り分が車とバラだけで、残りの財産は
20年以上の間、自閉症のために病院で暮らしていた
兄のレイモンド(ダスティン・ホフマン)への
信託財産として運用されることを知りショックを受ける。

遺産を手に入れようとチャーリーはレイモンドが、
入所している施設から強引にレイモンドを連れ出す。

ロサンゼルスに戻ろうとするがその道中、
レイモンドが数字に関して驚くべき記憶力を
持っていることを知り、その才能を生かして、
ラスベガスのカジノで大金を手にする。

この金でチャリーが最高級のホテルに泊まり、
レイモンドにダンスを教えるシーンは
笑えるけど、グッと心に来ますね。

”踊れたぞ、レイ、踊っている!
これでいい、これがダンスだ!”と、彼と次第に
心を通わしていき、幼い頃の記憶を呼び起こす。

レイモンドのおかしな行動に、ことあるごとに
翻弄されるチャーリですが、兄弟二人のおかしな
弥次喜多道中はサヴァン症候群という、重くなるテーマを
笑いのオブラートで包んだロードムービーの傑作。

ホフマンは1年間も役作りに費やし、撮影中には妻から、
”本当は自閉症だったのね”と、言われるほど、
レイモンド役になりきった役者根性は素晴らしい。

タイトルの「レインマン」の由来は チャーリーが、
子供の頃に遊んでくれた男の人で、彼の記憶の中では
雨の日になると歌を歌ってくれた"レインマン"がいます。

チャーリーが兄レイモンドと出会い、彼が弟のために
歌を歌って楽しませていた話を聞き、レインマンは実は
兄の"レイモンド"だということに気付きます。

おそらく、幼いころに似た名前である
"レインマンとレイモンド"を間違って
憶えてしまったからでしょう。

1988年(昭和63年)制作。
監督は「グッドモーニング, ベトナム」の
バリー・レヴィンソン。



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