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ローマの休日 

2023年03月27日 ナビトモブログ記事
テーマ:恋愛・ロマンス

映画ファンの皆さん、今晩は〜!

今日、2本目の映画紹介は
『ローマの休日/ROMAN HOLIDAY』。
BSプレミアムで2023年3月27日(月)21:00〜放送。

映画史に残る不朽の名作!
オードリー・ヘプバーンがアカデミー主演女優賞を受賞。
ローマを舞台にお姫様と新聞記者の
ロマンチックな恋を描く名作中の名作。
★世界的女優オードリーの瑞々しい魅力…名シーンの数々…

名作中の名作で、何回見てもヘプバーンの
魅力には年齢を重ねても心がときめきますね?!

本作は人気があるので、再放送は断トツで、
私の紹介も2015年に最初の紹介をしてから、
今日で9回目となります。
ストーリーは皆さん、ご存知でしょうが念のため。

キャッチフレーズは、
”永遠に続く、たった一日の恋”。

公務で、イタリアのローマを訪れた
王女アン(オードリー・ヘプバーン)は
形式ばった行事の毎日に王女は少々、疲れ気味だった。

侍医は王女に睡眠薬を飲ませたが、かえって目が冴えて
眠れなくなり部屋から逃げ出す。

が、街を歩いているうちに薬が効いてきて、
広場のベンチで寝こんでしまった。

そこへ通りかかった新聞記者の
ジョー・ブラドリー(グレゴリー・ペック)は、
彼女を王女とは知らず、助けおこして
自分のアパートへ連れ帰る。

翌朝、彼女が王女であることを知ったジョーは、
”一日中、気ままなことをして過ごしたいの
カフェに座ったり、お店を見たり、
雨の中をあるいたり…、楽しいでしょうね”
との、言葉を聞いて、
これこそ特ダネ記事と張り切って
ローマ見物の案内役をかって出る。

その中でも、「真実の口」に手を突っ込んだペックが、
本当に手を噛みちぎられたように演じて、
ヘプバーンは驚きのあまり、叫び声を上げますが
これは演技でなく、本当に彼女は驚いたようで、
そのリアクションのシーンはいつまでも記憶に残ります。

一方、ジョーは同僚のカメラマンの
アーヴィング( エディ・アルバート)を呼び寄せて、
隠しもった小型カメラでぬけ目なく王女の行動を
写真に撮らせる。

ヘプバーンの「王女」の気品と「妖精」の愛らしさは
言葉には言い表せない美しさです。

特に、美容院でカットを頼んで、
前髪を短く切り揃えて、後ろはややウェーブの
かかったショートカットにしたヘアスタイルに、
”完璧だ、あなたは長い髪でなくても素敵だ”と
美容師は褒めたたえて、夜の船上パーティのダンスに誘います。

このシーンは「アン王女」から
「アーニァという一人の女性」へ変身する瞬間で、
王女の成長の物語でもあるようです。

日本でも「ヘップバーン・カット」が流行しました。

ラストシーンが又、いいですね。
新聞記者会見が大使館で行われたときのアン王女の言葉。

”いずこも忘れ難く、よしあしを決めるのは困難…、
いえ、ローマです。今回の訪問は
永遠に忘れることはできないでしょう”。
(Rome. By all means,
Rome. I will cherish my visit here in memory,
as long as I live.)。

この後、アーヴィングは今までに
撮影したフィルムをそっと王女に渡す。
そして、ジョーとアン王女とは、目と目を見合わせて
無言の別れを告げる。このシーンには感動しました。

ヘプバーンはこの初主演作で、
1953年度(昭和28年)アカデミー主演女優賞を、
脚本のイアン・マクレラン・ハンターが最優秀脚本賞。
衣装のイデス・ヘッドが最優秀衣裳デザイン賞を受賞。

監督は『ベン・ハー』、『大いなる西部』の
ウィリアム・ワイラー。

現在の原作・脚本はダルトン・トランボだが、
制作当時の彼は冷戦期のレッドパージの為、
イアン・マクレラン・ハンターの名前を借りて
クレジットしていた。

彼の死後、名誉が回復され、1993年にトランボに
改めてアカデミー賞が贈られた。



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伊勢丹映画館

星あかりさん

こんばんは。
この映画は、10年以上前、新宿伊勢丹の最上階が映画館だった短い期間に、友人と映画館で見ることが出来たのが幸運でした。
TVで一度見た事がありましたが、やはり映画館で見ると感動も違います。
その伊勢丹映画館で、記念のDVDも売られてたので購入してます。
今見ても、全く古さを感じないのが不思議だと思います。

2023/03/27 23:19:13

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