メニュー

最新の記事

一覧を見る>>

テーマ

カレンダー

月別

釣り師カッチャン

今年度の9冊目は! 

2023年02月24日 外部ブログ記事
テーマ:テーマ無し


2023年度の9冊目は 【第165回直木賞受賞作!】 澤田 瞳子 さんの 「 星落ちて、なお 」 です。   内容・・・・ 鬼才・河鍋暁斎を父に持った娘・暁翠の数奇な人生とは――。父の影に翻弄され、激動の時代を生き抜いた女絵師の一代記。不世出の絵師、河鍋暁斎が死んだ。残された娘のとよ(暁翠)に対し、腹違いの兄・周三郎は事あるごとに難癖をつけてくる。早くから養子に出されたことを逆恨みしているのかもしれない。暁斎の死によって、これまで河鍋家の中で辛うじて保たれていた均衡が崩れた。兄はもとより、弟の記六は根無し草のような生活にどっぷりつかり頼りなく、妹のきくは病弱で長くは生きられそうもない。河鍋一門の行末はとよの双肩にかかっっているのだった――。  ・・・・・・・・・・   家族とは、己の血肉同様に大切に思い、守ろうとする相手。しかし暁斎が真実、家族と考えていたのはとよや周三郎ではなく、自ら生み出す絵だけだったのだろう。けど、あたしとよし親子は違う・・・・。月の下の地震地獄を描くのでなく娘のいる根岸へ足を急がせている。  八五郎からすれば、絵の道に引っ張り込んだのは父である。人気絵師となり絵が売れるのに家族観なくて不平不満を言われるのはお門違いや。河鍋の者も暁斎に絵描いてるのみの暁斎に家の者は抗弁していない。そうありたい。 しかし娘のとよから見れば、父を憎み続け孤独の長男、生前も没後も振り回され続けた娘の葛藤から見れば、暁斎はなんと罪深い男であった。 

>>元の記事・続きはこちら(外部のサイトに移動します)





この記事はナビトモではコメントを受け付けておりません

PR







掲載されている画像

    もっと見る

上部へ