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映画が一番!

ジェシー・ジェイムズの暗殺 

2023年01月06日 ナビトモブログ記事
テーマ:西部劇

映画ファンの皆さん、おはようございます!

今日は「小寒」で、「寒の入り」ですね。
「“寒”さがまだ“小”さい」どころか、寒さに弱い私には、
「だ〜ぃ、大大寒」です。
「寒明け(節分)」までの1ヶ月間、冬眠したいです。

今日の映画紹介は、
「ジェシー・ジェイムズの暗殺/
 THE ASSASSINATION OF JESSE JAMES
  BY THE COWARD ROBERT FORD」。

BSプレミアムで2023年1月6日(金)13:00〜放送。
昨日に続き、ブラッド・ピットが主演し制作も手がけた、
西部劇でベネチア映画祭で主演男優賞を受賞した作品。
2時間41分の少し長めの映画。
2008年1月に観た時の感想文。

西部開拓時代に実在した伝説のアウトローで、
何度も映画に登場したジェシー・ジェームズの
暗殺事件に迫った伝記ドラマ。

まず、最初に驚いたのはあの二枚目のブラッド・ビットが
黒髪と髭面で白い寒々とした画面と同じように、
陰鬱な顔をして悪名高きアウトローを演じていて、
迫真の悪役?を演じています。

キャッチフレーズは、
”憧れを殺意と変えた7ケ月…、
 最大の崇拝者は、最も卑劣な暗殺者となった”。

アメリカで最初の有名人のひとり、
ジェシー・ジェームズ(ブラッド・ビッド)。

南北戦争中に南軍兵士として戦ったジェシーは、
自分を不当に扱い、傷つけ、人生を台無しにした国に
刃向かっている、悲劇を背負った男だと思われていた。

彼は西部開拓時代の自由とアメリカ的精神を
象徴する最後の男だったのだ。

法をあざけり、自分自身のルールで
生きたカリスマ的な反逆児――。

誰に聞いてもジェシーは伝説的存在だった。
ロバート・フォード(ケイシー・アフレック)は
そんなジェシーの崇拝者だった。

野心家の若者ロバートは、
首尾よくジェシーの強盗団の一員となる。

単なる西部劇だと思って見ていたら、
とんでもないジェシーの内面の葛藤と、
強盗の一味となったロバートが賞金目当ての暗殺者に
変貌していく過程が2時間40分の長丁場の
ストーリーの中で淡々と描かれています。

特にブラッドが追跡の手を逃れて、自分の家庭を維持し、
仲間の裏切りに怯えながらの 逃亡と大胆不敵な行動を
演技しています。
う〜ん!新しいブラッドを見たようです。
 
時は1881年、ジェシーは34歳。
信頼する仲間に暗殺されるが、しかし、暗殺した者も
ジェシーを英雄視する人々から冷たい目で見られ、
同じ運命をたどるのだった。

好みが分かれる映画でしょう。退屈するか?
それともブラッドの迫真の心理描写に
引き込まれるか?

キングストン・トリオが歌う、
Jesse James By The Kingston Trio
https://youtu.be/LMxNSbqFueU

監督はアンドリュー・ドミニク。



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西部劇ではなく、サスペンス映画でした。

yinanさん

おはようございます!

ブラッド・ピットの演技を超え、ジェシー・ジェームズに
なりきった凄まじいまでの迫真ぶりに驚きますね。

その映画の主人公なりきる俳優には、いつも驚かされますが、
どれが、本当の自分か判らなくなり、
多重人格者になってしまわないかと、心配です?

西部劇と言えばガンファイトですが、
本作は単なるアクション映画ではなく、
彼を暗殺した手下、ロバート・フォードの
人物像に迫るサスペンス・ドラマとなっていて、
異色の西部劇映画となっていますね。

2023/01/08 10:18:28

ブラットピット圧巻!

ローランサンさん

一時も目が離せない。息が出来ない!
冒頭から、重苦しいブラビの心情を表わすかのような
果てのない風景と 実にいい音楽!

ブラビの研ぎ澄まされた静かで抑えた演技が素晴らしい。顔つきだけで何であんなに表現できるでしょう?
諸行無常の響きアリ! 
日本の古典の世界を見てるような気にもなりました。
殺されるシーンは、何とも言えません。
それを望んで、ケーシを連れてきたんですよね?
愛の詩を語る女の子を眺めているのも
このあたりからずっと泣けてしょうがなかったです。

ケーシもがんばりました。裏切り者のレッテルの中で
若くして色んなものを感じながらいってしまった。
怖いもの知らずで、世間もわからないけれど
ブラビ演じるジェームスへの憧憬が人一倍で。。
ジェームスのベッドで棺桶の中まで想像するシーンも泣けました。

ベンアフレックも好きですが、ケーシは繊細な役が似合って彼もいい俳優ですね

2023/01/07 07:19:33

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