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長崎ぶらぶら節 

2023年01月04日 ナビトモブログ記事
テーマ:恋愛・ロマンス

映画ファンの皆さん、今日は〜!

今日の映画紹介は『長崎ぶらぶら節』
BS12で2023年1月4日(水)19:45〜放送
昨日、放映された「時雨の時」に続き、
本作も吉永小百合と渡哲也の共演。

原作はなかにし礼の直木賞小説を市川森一が脚色。
なかにし礼「長崎ぶらぶら節」
https://youtu.be/L94deKuj5Ws

「時雨の時」は熟年の男と女の二十年ぶりの再会が
ふたりの心に火をともしたという内容でした。

本作のキャッチフレーズは、
”男は無限の夢を見た。女は生涯、無償の愛に生きる”。
と、前作とは少し設定が違うが、
国情緒あふれる長崎の花街に生きる人気芸者と
郷土研究家の出会いを描いた恋愛物語。

女衒と売られていく女の子が、
ぶらぶら節を歌いながら歩いている。
丸山遊郭の思案橋の上で、女の子は蛍に見とれる。

日本三大花街のひとつと言われた丸山の遊郭に
売られておよそ40年、その女の子は成人し、
長崎一と言われるまでの名芸者となった
愛八(松尾サダ/吉永小百合)は、
その気っぷのよさから誰からも慕われていた。

そんな中、彼女は五島町の大店・万屋の十二代目で、
長崎でも指折りの風俗研究学者の
古賀(渡哲也()と運命的な出会いを果たす。

学問を極める為なら、
財産を使い果たしても構わないと考えている古賀。

そんな古賀の頼みを受けて、
愛八は長崎に伝わる歌を探し記録する旅に同行する。

旅は約二年間に渡り、
やがてふたりの間に特別な感情が芽生えるが、
決して肌を重ねることはなかった。

旅の終わり、ふたりは長崎ぶらぶら節という歌に
出会う。それは、愛八にとって想い出の歌であった。

長崎ぶらぶら節 愛八 長崎県民謡
https://youtu.be/KUTgoeS64lU

本作の制作当時は吉永小百合が55歳、渡哲也が59歳。
かって30年前、二人は相思相愛の恋仲であったらしが、
前作と本作を重ね合わせて観ると、二人の心境が
判るような気がします。

その二人が何故、一緒にならなかったのか、
芸能情報を見ると、吉永小百合は家庭の事情で結婚を断念。

渡哲也と結婚出来なかった彼女は、渡哲也が結婚すると、
ふた周りも年上のテレビ局の離婚経験のある男性と結婚。

当時、私はどうして、あんな冴えない(_ _)男性と、
結婚したのかと思っていましたが、結婚したのは、
渡哲也への思いを断ち切る為だったからでしょう。

ラストシーンで、”抱いて”という、つぶやきの中、
幻想的なホタルの群舞で終わるシーンは、
ファーストシーンで少女の時に見た、ホタルは、
何を象徴しているのでしょうね。

監督は深町幸男。
制作年は2000年。
P.S
本作の前に放映される、吉永小百合と浜田光夫共演の
「泥だらけの純情」もご覧下さい。



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