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平成の虚無僧一路の日記

「洛中洛外図」に見る暮露と薦僧と乞食 

2022年11月24日 外部ブログ記事
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千葉県佐倉市にある「国立歴史博物館」に所蔵されている『洛中洛外図屏風』に 室町時代頃の「薦僧」が描かれている。国立歴史博物館にある『洛中洛外図屏風』甲本に尺八を吹いて門付けしている二人連れの薦僧が描かれている。腰には「薦(こも)」と、「面桶(めんつう)=弁当箱」を付ける。天蓋と袈裟は無い。尺八は1尺8寸くらいある。「薦」と「面桶」を持ってくつろいでいる二人連れの絵も3組ある。一つは背中に白い布が縫い付けてあり「巡礼」。他の2組は尺八は描かれていないが「薦僧」かもしれない。1520年頃の製作といわれているので、薦僧の最も古い絵となる。僧形には見えないが「薦僧」なのだ。この図には、ほかに「琵琶法師、高野聖、鉢叩き、鉦叩き、巡礼、傀儡(くぐつ)師(=人形使い)、猿曳き(猿回し)、按摩が描かれている。『職人尽し』そのままだ。そして「乞食」も何人か描かれている。塀の前に座り、施しを受けている乞食は 上半身裸だ。「暮露」は「紙衣」を着ている。これによって、「暮露」と「薦僧」は 乞食とは区別される職業集団だったと考えられる。『洛中洛外図屏風』

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