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トゥルーマン・ショー/ 

2022年10月03日 ナビトモブログ記事
テーマ:SF・ファンタジー

映画ファンの皆さん、おはようございます!

残暑は残るものの、朝夕は涼しくなりました。
この季節になると何となく、頭に浮かぶのは
小野小町の
「秋の夜も名のみなりけり
逢ふといへばことぞともなく明けぬるものを」。

”秋の夜は長いと言うが、名ばかりだった。
愛しいあなたに逢ったら、あっけなく、
あっという間に明けてしまうのだから”。

今日の映画紹介は
『トゥルーマン・ショー/The Truman Show』.
BSプレミアムで2022年10月3日(月)13:00〜放送。

オーストラリア出身のピーター・ウィアー監督が、
ユニークな発想と語り口で、メディアを鋭く風刺した
SFタッチのブラック・コメディー映画。

キャッチフレーズは、
”全世界に放映中、知らぬはジム・キャリー”。

離島のシーヘブンで保険会社に勤める
トゥルーマン・バーバンク(ジム・キャリー)は、
「おはよう! そして会えない時のために、
こんにちはと、こんばんは!おやすみ!」が
口癖の明るい青年である。

彼は生まれてから1度も島から出たことがない。
それは子供の頃、父と一緒にヨットに乗って海へ
出ていた時に父の警告を無視して、船を進め、
父を亡くし、水恐怖症になったからだ。

ある日、彼がいつものように近所の人に挨拶をして
出社しようとする時、空から突然ライトが降ってくる。

それには「シリウス(おおいぬ座)」と書かれていた。
直後にラジオで「航空機からライトが脱落した」との
ニュースがあり、トゥルーマンも気にもとめなかった。

いつものように新聞を買ったあと、
雑踏の中で1人のホームレスの老人が現れる。
それは海に沈み亡くなったはずの父親だった。

しかしその直後、老人は
瞬く間に何者かに連れ去られてしまう。

トゥルーマンはそのことを母に伝えるが、
見間違えだと言って取り合ってもらえない。

これをきっかけにトゥルーマンは周囲の様子に
不審に感じ始めるのだった…。

人生のすべてをテレビのリアリティショーで
生中継されていた男を描いたストーリーですが、
知らぬは本人だけという設定が面白いですね。

本作を観て思った事は、
ひょっとして、自分の今いる世界も
荘子の「胡蝶の夢」ではないが、
架空の世界ではと、思うことが多々あります。

2017年に公開された、『ザ・サークル』。
エマ・ワトソンとトム・ハンクス主演の
映画でしたが、小型カメラを身に付けたメイの
私生活を全世界に公開するという筋立ては
本作からインスパイアされたのでしょうね。

監督は「刑事ジョン・ブック 目撃者」の
ピーター・ウィアー。
製作年は1998年(平成10年)。



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