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焼き走り溶岩 

2022年09月11日 ナビトモブログ記事
テーマ:旅行

岩手の道の駅で車中泊したあくる日は
岩手山に向かう。
さすがが岩手を代表する山だ。
周りの山を従えてひときわ高い。

焼走り熔岩流は噴出時期が比較的新しいため風化作用が進んでおらず、その表面には未だに土壌が形成されていないことから植生に乏しく噴出当時の地形を留めている。
溶岩流そのものは火山国日本では珍しいものではないが
表土や樹木に覆われず、地形的改変もないのは学術的に貴重であり
1944年11月7日に国の天然記念物に指定され
さらに1952年3月29日には特別天然記念物に格上げされている。
溶岩流が押し寄せたところとそうでないところの植生の差がこれほどクッキリということにビックリ!
もう噴火から300年の時を経ているというに…

焼走り熔岩流は岩手山の北東斜面山腹から山麓にかけたあたりに分布。
天然記念物に指定された面積は149.63ヘクタール
溶岩流の延長は約4キロメートルというものであった。


ここに来て浅間山の「鬼押し出し」や
三原山の「砂漠」を思い浮かべてしまった。
こんな広い範囲に
いまだ1本の木もなく噴火した当時を物語る地形に驚いた。

賢治の詩「溶岩流}の碑もじっくり見学して山を下りた。



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