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黄昏 

2022年09月01日 ナビトモブログ記事
テーマ:恋愛・ロマンス

映画ファンの皆さん、おはようございます!

今日から9月(長月/Septenber)。
酷暑、豪雨、おまけにコロナと落ち着かない
8月も過ぎ、季節は巡り9月になりました。

暑さにも寒さにも弱い私にとっては、
私にとって、待ちに待った季節と
言いたいところですが、そうではないところが辛いです。

と、言っても9月は私には”映画と音楽の秋”。
「Come Septenber/9月になれば」のテーマ曲。
ボビー・ダーリン楽団の演奏で
軽快なメロディは耳に優しいですね。
https://youtu.be/B7_FH4Ra4wI

「枯葉 / Autumn Leaves (1956年) 」の主題歌で
映画ではナット・キング・コールが歌っていますが
私はエディット・ピアフの英語バージョンが好きです。
https://youtu.be/wj9QTpzIcGU

もうひとつの曲は
「セプテンバー・ソング/September Song」。
映画「旅愁/September Affair(1952年)」のテーマ曲。
https://youtu.be/wte1uk4A5eU
フランク・シナトラが歌うこの曲は、
暑い夏から優しい秋に変わる9月の歌。

一日一日と日が短くなる秋の日々を、人の愛情に見立てて、
歌われています。メロディも歌詞も素晴らしいですね。

♪♪Oh, it’s a long, long while from May to December
But the days grow short when you reach September
When the autumn weather turns the leaves to flame
One hasn’t got time for the waiting game
Oh, the days dwindle down to a precious few
September, November♪♪。

”9月から11月へと日は日ごと短くなり 、
9月は人の世の秋 終わりの炎が木の葉を燃やす。
もう待つことを楽しむ時間はない
残りの日々は日ごと貴重になる。
この貴重な日々を君と過ごそう。”。

なんとなく人恋しく、物憂いメロディーは、
私たちの年代にしてみれば、
自分はまだ秋、それとももう冬。切ない季節です。

秋の夜長にはもつ一つの楽しみは。
”白玉の歯にしみとほる秋の夜の
酒はしづかに飲むべかりけり”と、
人恋しい秋の夜、酒をチビリチビリと飲みながら
Y-tubeで聴いて感傷に浸って下さい。

今日の映画紹介は『黄昏/Carrie』。
BSプレミアムで2022年9月1日(木)13:00〜放送。

愛するがゆえにすれ違う男女を、「ローマの休日」の
ウィリアム・ワイラーが描く叙情的メロドラマ。

原作はセオドア・ドライサー小説『シスター・キャリー』。

舞台は19世紀末のアメリカ。
ミズリーの田舎から姉を頼って働きに出て来た、
キャリー・ミーバー(ジェニファー・ジョーンズ)。

裁縫工場で働き始めるが、ケガをして首になり
姉夫婦の家に居づらくなり、仕方なく来る途中、
汽車の中で知り合ったセールスマンの
ドルーエ(エディ・アルバート)に助けを請う。

ドルーエは彼女を自分のアパートに引き入れ、
結婚を口実に同棲を始める。

そんな中、シカゴ一流の料理店フィッツジェラルドで
支配人をつとめるジョージ(ローレンス・オリヴィエ)は
ドルーエの紹介でキャリーに会い、冷酷強欲な
妻(ミリアム・ホプキンス)では満たされない温かさを
この田舎娘に感じる。

2人は、旅がちのドルーエの目を盗んで逢い引きを重ねる。
ジョージは妻と離婚してキャリーと新しい生活を夢見る。
しかし、妻は許さず、彼は逆上のあまり店の主人の現金を
握ったままキャリーと共に、ニューヨークに向かう。

「黄昏」と聞くと、同じタイトルで1981年制作で
キャサリン・ヘプバーン主演の映画を思い描くが、
本作はその前の作品。

ストーリーの展開は、
メロドラマの永遠のテーマの「愛」と「金」。

皆さん、どちらを選びますか?私だったら、両方ですね。
どちらかにせよと言われたら…。

我々、シニアにとって「黄昏」は人事ではないですね。
「黄昏」、真っ只中の私にはローレンスオリビエが演じる、
ジョージと自分が重なります。



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