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七夜月日記(10)... 

2022年07月27日 外部ブログ記事
テーマ:テーマ無し











































ギョエー,
 ニューヨークで市内のサル痘感染者はいつの間にか25日で1,040人になったとか. コロナにばかり気を捉えられていて,サル痘がこのように侵攻してきているとは.
日本で初の感染例(東京在住.30代男) が昨日,報告された.日本ではどうなるのか? 5月段階では,1人の患者から4人に感染させると考えられていたが...


ヨーロッパでも,イギリス,スペイン,フランス等々で2,000から3,000人規模で出ているし,アメリカでは3,000人近い.アメリカの半数はNYCということになる.
















   Ah, j'ai faim !
  Fujifilm X70
















サル痘ウイルスは,天然痘ウイルスと同じポックスウイルス科オルソポックス属のメンバー.どうも当初の見通しと少し違うような広がり方をしている.
1958年にポリオワクチン開発のために集められたカニクイザルで発見された天然痘様の感染症.自然界では,齧歯類が宿主だと言われており,そこからサルへと伝播したと考えられる.
 全世界では今のところ16,000人以上の感染者がいると言われている.


・感染経路
 野生動物に噛まれたり,あるいは実験,ペットなどの飼育動物に噛まれたりすることでも感染は考えられる.発疹がつぶれてその体液に接触したり,体液を介しての性的接触などで感染すると言われていて,当初はヒト−ヒト感染は少ないと言われていたが... この広がりを見ると,ウイルスの環境適応,進化によって感染の様式が変化したといえそう.
 特徴的なのは,感染者の98.8%が男性.そのうち男性同士の性交渉による割合が95%と高確率で,20代〜40代.中心は38歳.もちろん,男性→女性という感染も考えられる.
 感染方法としては,飛沫(稀に),体液(血液,唾液,精液その他)を介した,あるいは患者の接触したリネン類やシャツからの感染もある.
握手した手に水疱ができていたりすれば,感染するし,その手でドアノブを回せば,そこにウイルスが付着する.それを他人が触れれば...
もちろん,母親から胎児への感染も考えられる.
 サル痘の致死率は0〜11%.特に小児で高い傾向.近年の発症例では3〜6%程度と言われている.

 SARSーCOVー2のように,サル痘も致死率が低くなるという生存戦略の上で適応を行ったことにより,感染率が上がり,加えてヒトからヒトへ感染を起こすように進化したことがこのような感染爆発を起こせるようになったと考えられている.



・症状
 発熱、頭痛、筋肉痛,リンパ節腫脹,倦怠感などの症状が0〜5日程度持続し,発熱1〜3日後に発疹(水疱)が出現する.潜伏期間は,1から2週間が多い.「熱、頭痛、体の痛みなど全身症状が出て,最初の3日間はとても大変だった」と患者は語っている.
発疹は顔面や四肢に多く出現し、痘そうと同様に徐々に隆起して水疱(水ぶくれ)、膿疱(膿溜まり)、痂皮(かさぶた)となる。
多くの場合,2〜4週間持続し自然軽快すると言われる. 今回のサル痘では,発熱や悪寒がなく元気だったのに突然発疹が出てる患者が多く見られるともいう.
 ただ,小児のような年齢,ウイルスからの曝露の程度,患者の健康状態,合併症などによっては重症化することがある.皮膚の二次感染,気管支肺炎,敗血症,脳炎,角膜炎などの合併症を起こすことがある.
・消毒
 サル痘ウイルスは外殻を持つタイプ(SARS-CoV-2ウイルスと同じ),エンベロープタイプなので,器材の表面の消毒には次亜塩素酸ナトリウムが有効.98℃以上15分~20分煮沸,70%以上のアルコールによる洗浄も有効.ポピドンヨードも有効.
基本,対新型コロナシフトで向き合うということだ. 


・ワクチン
 全米では22日時点で2,900人あまりが感染.ニューヨーク市の状況を見ると,約半数の患者がNY市に集まっている.
NY市が22日に配布した17,000回分の天然痘ワクチンは10分で予約が埋まり,24日から追加ワクチンを配布する予定だとか.天然痘ワクチンはサル痘に対しても約85%の有効性を示すと言われている.
なお,第1世代の天然痘ワクチンは現在使用されていなく,代わりに弱毒化ワクシニアワクチンがサル痘予防での使用で2019年に承認を受けています.


・治療薬
海外ではシドフォビル,テコヴィリマット,ブリンキドフォヴィルなどが天然痘に対する治療薬として承認され,使用されているが,日本では未承認.

気になるのが,SARS-CoV-2のような変異しやすい類いのウイルスなのかどうかだ. ボックスウイルス科のメンバーなので,DNAが長いということからそれほど変異は入らないのではないかと言われてはいるが...





BA.5感染拡大に対するひろゆき氏のまたやらかした机上,無責任発言...
「感染済みの人が多いと感染の大波が来た時,新規感染者の急激な増加は防げたりします.逆説的ですが、医療機関に余裕のあるうちにある程度の人数が感染するほうが良いのかも」.



感染する人間,医療従事者の身にちっとはなってみたらどうなのかねぇ.
若年層のワクチン拒否率が高い=接種率が低い.

多くの海外の国は,初手からマスクを拒否していた.
行動緩和宣言で終息したように勝手に解釈して緩んだ行動をとっている.

BA.5の特性(ブレーク・スルー)等々...

を考えたら,他人事のようなことは言えないと思うが.
ワクチン拒否して自然免疫を獲得しておけばこんなに拡大していなかったと言いたいのか? ピントずれてないか?

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