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金田博美、金田朋子

7月19日(火)・・「巡拝と留魂」を見つける 

2022年07月21日 外部ブログ記事
テーマ:テーマ無し



19日(火)今朝も午前中雨。妻は雨の合間を縫って婦人部のダスキンの配達をする。雨に降られて濡れた様子。妻の姿を見ていると、雨に濡れた捨てられた子犬がこちらをうかがっているような姿に見える。今日も引き続き両親の写真をスキャナーで読み取り、パソコンに保存するのに三時間要する。写真を取り込んでいたら下の方から、フィリピンで戦死した祖父が属していた坂東部隊長が記録として出版された「巡拝と留魂」が出てくる。昭和61年に隊長から父にあてた手紙も挟まっていた。私が29歳の時の手紙だ。晋一もすでに生まれている年だ。私が63歳の時に色々調べて、奈良県立図書館から山口県立図書館に取り寄せてコピーを取った本だ。コピーを取りながら、祖父が戦死したのに、なぜ探して本を送ってくれなかったのだろうと、残念な気持ちでコピーを取ったが、隊長はちゃんと探し当てて、自費出版された本を届けてくれていたことに、ありがたいと思う。手紙も同封されていたが、その中に板東部隊の帰還者で作った「千秋会」が毎年8月20日に靖国神社参拝と、11月頃にフィリピンに慰霊祭を行っていると記されてあり、ネットで「千秋会」を調べるが何も出てこない。本が届けられた昭和61年(1986年)から2022年現在までの、38年の間に消滅したのだろう。私が若い頃、晋一が生まれ納屋の二階で生活して生活センターや内日支所、王子支所、楢崎、菊川、安岡、勝山、経済部、金故共済部と人事異動があり、当時は何も思わなかったが今振り返ると人生の実りの時期と言うべきか、人生で熱く、苦しく、楽しい時期に、私が日々の生活を過ごしていると同時に、帰還者も同じ歳月が流れ、歳を重ね消滅していったのだろう。戦後77年経過しているので、当時23歳若者でも100歳に年月が流れている。風雪は無情。

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