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七夜月日記(３)...　

2022年07月09日
テーマ：テーマ無し

術後定期検診で病院へ出かけた．９月で術後２年となる．
９時予約でも，結局，病院を出たのは11時30分ころになったろうか．
特に変わったこともなく，「順調．いいですね」という先生の言葉．特に変わったことも自覚してなのだが，やはり，この言葉にはホッとする．


帰宅して，驚いたのはニュースで，安倍元首相の銃暗殺事件を伝えていたこと．
元首相の選挙応援演説だからプロの記者も張り付いていただろうに，TVで流れるのは集まった聴衆が撮った動画がほとんど．プロは何やってるねん！
事件現場での居合わせた看護師らの看護があり，ドクターヘリで奈良県立医科大学大学に運ばれたが，治療の甲斐無く17:03に亡くなった．テロか単なる不満分子の蛮行か．


















　　　サルベージフォト2008
　　　Photo portrait orient?e vers l'arri?re #2...　
　　　Leica M8+Summilux-M 35mm F1.4 with goggle (the 1st, later)


















TVでは，特別報道番組が組まれ，犯行の様子や凶器，背景などについて話されていたが，上がってきた映像を見ると...
�@警備の際だった失態，�A犯人の銃の出どこ，�B犯人の背景
などが問題点となって見える．


�@警備
a. 警備の酷さは最悪．犯人が演説を始めた元首相の背後7，8mの自動車などが通行している道路を挟んだ歩道のガードレールを越えて近づいてきたのにもかかわらず，SP(?)が阻止しようとまったくしていない．
b. 2，3mに接近し(5mという説もある)，銃を腰だめで構えたのも分からず，初弾が発射されて，その発砲音の方向に体が向かず，音に驚いて屈んだ隣にいた選挙スタッフに体が向いていたこと．
c. まともな警備なら，直ぐさま元首相の背後に回り，警護対象を身をもって庇い，現場からいち早く退避させる．2発目が撃たれて首に命中するまで，ボケッーとしていた．一発目の音を聞いて，後ろを振り返り，首に被弾．体内を遊走して心臓に達したと思われる．
d. そもそも，警護対象の背後にいて，背後を警戒すべく配置されていなかった．
映像で見た限り，元首相を取り巻く選挙スタッフ7，8人の両端にいたSPはそれぞれ，左右に首を振って監視しており，背後の方まではよく見ていなかった様に思える．恐らくは多数のSP,私服警官がいたのだろうが，背後の警備は泣きに等しかった．犯人のいた歩道にも警備がいたようには見えなかった．
e. 警護対象のすぐ後ろの車道での通交を止めていなかった．
複数台の自動車内から銃撃されていたらいったいどうするのか．本当に危機意識がない．この国の安全保障そのものだ．
�A銃
どう見ても自作の銃．鉄パイプを水平に2本並べ，厚さ1cm程度のベニヤ板に固定し，黒色ビニールテープでグルグル巻きにした全長40cm前後の手製の水平二連銃．ベニヤ板の後端下には，大型のグリップ(銃把)が手の形に合うようになだらかな曲線を描くように成形されていた．
鉄パイプ後端には，パイプより一回り大きいねじ込み式の蓋が装着されていた．この部分に雷管の仕組みを入れていたのだろう．
長めのトリガー（引き金）らしきものが映像からは見えたが，ハッキリとはしない．恐らくは，トリガー機構を作るのは手間がかかるので，電気発火式のスイッチとしてのトリガーではないかと愚考する．
映像をちょっと見た目でも分かるこの程度のことを，フジテレビの局の解説者は，自作ではできないとか，犯人の自宅マンションで作れるとは思わないとかトンチンカンなことを話していた．また，銃のようには見えないから警備の目をすり抜けたなんぞと警察をヨイショしていた．これは，フジテレビだけではなく，他局でも見られた発言．警察を下手に刺激したくないということなのか．
黒く長いものを持って近づいてきた輩を見逃して良いはずがない．警備の初歩の初歩も習得していない．まあ，警察トップが責任をとらなきゃ治まらないだろうね．
音からは，一瞬，散弾かなと思ったが，発砲したときの煙がやけに白かったので，自家製だろうと思う．散弾銃の弾を銃砲店で購入するためには所持許可証を提示しなくてはならないからそれはやらないだろう．
�B背景
今のところ，思想的，組織的なことは詳細不明．前科もない．元首相の関係する団体が気にくわなかったと自供しているというが，鵜呑みにはできないかも．
元海自隊員だった．殊更にこのことをTVでは言っていたが，なにも自衛隊員でなくとも，この程度の銃は作れる．ネットを見なはれ(ｰ｡ｰ)ﾌｩ

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