メニュー

最新の記事

一覧を見る>>

テーマ

カレンダー

月別

たかが一人、されど一人

分かり易いこと 

2022年07月07日 外部ブログ記事
テーマ:テーマ無し

 麻生太郎氏と言えば今や自民党の超大物。九州の大財閥麻生セメントの御曹司で、幼い頃から何一つ不自由は味わったことが無いのが欠点かもしれぬ。その彼が4日千葉県市川市での街頭演説で、日本の安全保障をめぐり、「子どもの時にいじめられた子。弱い子がいじめられる。強いやつはいじめられない。国もおんなじよ。強そうな国には仕掛けてこない。弱そうな国がやられる」と発言したそうだ。如何にも彼らしい発言だから驚くには当たらない。言わんとする所は、日本も防衛力を強化して強くなることが安全保障になるとのことだろう。まともな人は「また馬鹿なこと言ってる」と聞き捨てるかもしれぬが、中には喜ぶ人もいるのかも知れぬ。思うに最も喜ぶのはアメリカの兵器産業に巣食うネオコンと呼ばれる人種だ。ところで、ロシアや中国の軍事産業はどのような実態か知らぬが、アメリカは立派な軍事産業分野が確立して、これが政治に及ぼす影響力は馬鹿にできないらしい。アメリカの独立金日だった4日に全米で銃撃事件が相次いだことから、軍事産業は拳銃などを製造してる会社かなと思ったりしたが、少し的を外したようだ。本物はまともな顔をした産業グループ。トップ10社全てが年間売上高1兆円を超える巨大企業。トップ3社の名前を列記すると1位:ボーイング2位:ユナイテッド・テクノロジーズ3位:ロッキード・マーチンで、何れもウクライナ戦争が莫大な売上と利益をもたらしているとの事。日本にも三菱重工のように兵器製造してる企業はあるが、ここが露骨に政府に戦争を勧めたりはしてないだろう。アメリカの軍事企業の凄みは、冷戦が集結して世界が平和に向かいそうになった際、マーケットが縮小するのを嫌って、政界に積極的な働きをして紛争が絶えないよう工作し始めたことにある。そのために1997年に非営利的教育組織「アメリカ新世紀プロジェクト」略称(PNAC)なるものを立ち上げた。その目標は以下の通り極めて明確。1.アメリカが地球規模での責任を遂行するための軍備、軍事支出の増強2.民主主義諸国と同盟を結び、価値観や利益を共有しない政権との対峙3.国外での政治的、経済的自由の大義の強化4.国際秩序の維持拡張のためにもアメリカのみが勝ち得た唯一無比の役割を果たす。よく恥ずかしくもなく堂々という気がするが、わかり易いとも言える。最近テレビでよく観るアメリカの戦争研究所なんて組織も関連組織。ウクライナに反露政権を樹立してロシアを戦争に追い込んだのも作戦の一貫。麻生氏に鼻薬を効かしているとは思わないが、そう思いたくもなる。

>>元の記事・続きはこちら(外部のサイトに移動します)





この記事はナビトモではコメントを受け付けておりません

PR







掲載されている画像

    もっと見る

上部へ