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たかが一人、されど一人
読後感「朝日新聞政治部」鮫島浩著
2022年07月04日
テーマ:テーマ無し
さすが朝日新聞のスターに近い記者だった人(と言っても年寄りではなく、早期退職制度で退職したばかり)で、未だ50歳の文章だけに大変面白くて読みやすい。週末に購入した本を3日で読破するなんてことは久しぶりのことだ。この本のことを知ったのは先週木曜日。いつも行ってる紀尾井町のレストランでタダ読みする週刊文春の書評欄での推薦だったと思う。紀尾井町から飯田橋まで歩くと、駅の上に書店があるのですぐに購入した。現役時代は広告代理店だから朝日新聞と言えば憧れの存在、いきなり直接の取引はさせてくれない。取引口座を持つ老舗を紹介され、そこに一定の手数料をお支払いして取引させて頂き、一定の実績を上げる必要がある。この時、朝日新聞広告部長は東大野球部の出身、課長は同じく東大のコーラス部の出身だったと思う。その下にいた担当が小生と同い年で早稲田の出身で、結構ウマがあった。お陰で2年を待たず直取引が叶ったのは夢のようなことだった。当時は朝日、毎日、読売の3社とも有楽町に本社があり、日経と産経が大手町だったと記憶する。何れにしても、朝日新聞はメディアの別格的存在感で日本社会を圧倒していたと思う。新聞社は編集部局、広告部局、販売部局、出版部局からなると思うが、中でも政治部は花形中の花形。日劇の隣に朝日新聞社があったので、そこには朝から晩まで黒塗りのハイヤーが駐車していた光景を思い出す。実際に付き合ったのは広告部員が殆どで、編集関係者特に政治部員は一人も知らない。それだけに興味津々で読んだが、政治記者の醍醐味はよく分かった。著者は1971年生まれで京都大学法学部を経て1994年入社。地方回りを終えて1999年には政治部入り。当時野党だった菅直人氏や小泉内閣で民間から経済担当大臣に起用された竹中大臣担当となる。この時日本政治は官邸主導に大変換するが、著者はこの時代未だ誰からも相手にされなかった竹中氏に密着して、経済部を凌ぐヒットをいくつも上げたようだ。その後数人の実力者を担当して実力を認められて政治部の准幹部(デスク)にまで出世して、調査報道のリーダー的存在になる、しかし好事魔多しの喩えで、2014年福島第一の故吉田所長の秘密記録をスクープしたことが原因で、社内抗争に巻き込まれて閑職に飛ばされ、結局冒頭に書いたような退職になった。優秀な人間ばかりの世界だから足の引っ張り合いも激しいものがあるのだろう。しかし著者はまだ若いだけに、今後の活躍を期待したい。
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