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たかが一人、されど一人

慎重に頼むよ 

2022年07月02日 外部ブログ記事
テーマ:テーマ無し

 現在日本国民が首相と認めている岸田文雄氏について改めて略歴を見た。昭和32年生まれ。父は元通算官僚であり、祖父も衆議院議員だから典型的な世襲議員。付け加えると小学校3年生まで父の勤務の関係からニューヨークに在住してるから典型的な帰国児童。帰国後は永田町小学校→麹町中学校→開成高校とくれば、東大進学が普通だと思うが、何故かここで入部した野球にのめり込みすぎたのか早稲田入学となった。「ええしのぼん」(血筋が良い家の坊っちゃん)を絵に書いたような人だ。この人物に<国民への奉仕者>であることを認識しろというのもまた無理な話だ。もう一つ付け加えると、日経新聞が報じた愛読書は、ドストエフスキー『罪と罰』、吉川英治『宮本武蔵』、陸奥宗光『蹇々録』(けんけんろく』とのこと。歴史にどの程度興味があったか知らぬが、今年の1月半ば通常国会の施政方針演説で、勝海舟の名言「行蔵(こうぞう)は我に存す」と頭の部分だけを引用したそうだ。言うまでもないが、これは己の出処進退は自分で決める、傍から色々言っても聞かないよの意味だ。政治家としての働きが如何程かは知らぬが、外務相防衛相なども歴任してるが、少なくとも記憶に残るような出来事は無い。確かに安倍晋三氏や麻生太郎氏と比較すれば、かなり普通の人には見える。しかしこれもある意味困り物で、今のように宗主国のアメリカが危機的状況でジタバタする時、日本の立場をどのように維持すべきの判断が全く思いつかない風情。ひたすらアメリカ様の言いなりになっている。特にアメリカが、ウクライナで起きた戦争を奇貨として、躍起になってることは西欧諸国との軍事同盟の強化。更にこれにオーストラリアやニュージランドを巻き込み、日本と韓国をうまくハンドリングしてアジア諸国を纏めて中露に対抗したいのがミエミエ。韓国の新大統領は、そのことからうまく逃げて中立を守りたいのもかなりはっきりしている。にも拘らず日本は、平和憲法で戦争の放棄を明言しながら、平和(国際秩序や法の支配と理屈は言うが)のためなら戦争も辞せずの構えを取っている。200を超す国家が存在する地球上で、その分断化が進む中、安心できる地位を確保するのは容易では無いだろう。慎重さを全く欠くので烏滸がましいが、政治決断には今少しの慎重さが欲しいものだ。

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