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平成の虚無僧一路の日記

杵屋正邦 尺八独奏曲三部作のうち「一定」 

2022年01月14日 外部ブログ記事
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牧原一路独奏 杵屋正邦1970年作曲「一定(いちじょう)」
楽譜に書かれた杵屋正邦氏の解説 或る日の、悦びから悲しみへと急転した二つの出来事を契機として、改めて人生への問いかけを続けているうちに、それ...
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楽譜に書かれた杵屋正邦氏の解説 或る日の、悦びから悲しみへと急転した二つの出来事を契機として、改めて人生への問いかけを続けているうちに、それに対する一種の解答のような形で少しずつまとめ上げられていったものがこの作品「一定」です。 拍節にあまり拘泥しない自由リズム風な奏法が望ましく、また、強弱の幅も極端なくらい広く扱われることを期待しています。 昭和39年(1964)東京オリンピックの年、山本邦山、青木静夫(鈴慕)、横山勝也の三氏が流派の枠を超えて「尺八三本会」を結成。そして「日本音楽集団」が結成され、NHK/FMでは「現代の日本音楽」で、毎週、和楽器を使った創作曲が放送されるようになり、尺八界に革命が起きた。 洋楽系の現代作曲家が和楽器を使った曲を次々作曲するなか、「杵屋正邦」は、尺八界とは畑違いながら、尺八独奏曲「流露」「吟游」「一定」を始め、尺八三重奏「風動(第一、第二、第三、第四」等を次々に作曲し、尺八界に新風を巻き起こした。 それまで、尺八の独奏曲といえば、都山流本曲。琴古流では「鹿の遠音」ぐらいしか舞台では演奏されなかった。明暗の曲など、まず舞台で演奏されることは無かった。 尺八家ではない「杵屋正邦」師の作曲は、フルートのようにドレミファソラシドの7音階。それでいて日本的な味をより強く引き出してみせた。 尺八家にとってはメリ音でも前後同じレベルの音量を要求され、さらにはff(フォルテシモ=強く)も求められる。 「一定」の初演は山本邦山師だったか。(後に青木鈴慕師も演奏されたと記憶している)。山本邦山師は、ヨーロッパのジャズ?コンサートでこの曲を吹き、スタンディングオペレーションの拍手が鳴りやまず、三度、アンコール演奏をしたとか。尺八が世界に輝いた瞬間だった。 「杵屋正邦?」長唄のお師匠さん? まだそんな風に言われる時代だった。杵屋正邦は「私は三味線弾きではありません。音楽家です」と。 吉崎清富氏が『杵屋正邦における邦楽の解体と再構築』を著している。

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