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串柿作りの山里 

2021年11月24日 ナビトモブログ記事
テーマ:歳時記

今年も串柿の里に行った。
正式には和歌山県伊都郡かつらぎ町「四郷の郷」

お正月のお鏡のお飾り用の串柿作りの山里である。
関西ではお正月のお鏡のお飾りにどこの家でも飾ったものだが
最近ではお鏡の簡素化などでどんどん需要が減っているらしい。

京奈和道かつらぎ西インターから国道480号線で大阪方面に向かう。
東谷の標識で国道から離れて串柿作りの山里に向かう。

車1台がやっとの険しい山道を堀越観音に向かって上へ上へと登ると
目的の1番目東谷地区。
山道沿いに串柿を干す風景がいい。
ぶら下がった串柿の間から今登ってきた山道が見える。

続いて行ったのが神野地区。
ここは毎年大量の串柿干す風景が見られる地区。
TV局も取材に訪れる場所。
しかし今年は串柿を干す風景に活気がない。
干してる量が例年に比べてとても少ない。
土地の人に話を聞くと
高齢で亡くなった家
もう作業をやめた家も多いとか…
いつも楽しみにしていた
茅葺の家の前の串柿は今年はなくて
少しだけの吊るし柿が干してあった。

次に向かったのは大久保地区。
ここも毎年楽しみにしている地区であるが
やはり串柿暖簾の量が少ない。
集落内にある柿畑
柿の木は紅葉して美しい。
ぼくの他に訪ねてきている車は何台かあり
カメラ持って串柿や柿畑にレンズを向けている人もいたが
以前に比べて淋しいものがあった。

ここにも高齢化や
生活様式の変化がこのように影響してるんだと
つくづく感じた今年の「四郷の郷」であった。



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らごさん

onさん

ここの風景は
吊るし柿ではなくて
串柿を干す風景です。

お正月用の串柿です。
すごく大量の串柿を干す風景が
素晴らしいんです。

2021/11/24 22:02:19

寂しいですね。

らごさん

世の中が様変わりして
年中行事も少なくなってきました。
吊るし柿作りにも
そういう変化があるのですね。
寂しい限りですが、致し方ないかもしれませんね。

2021/11/24 19:58:57

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